桜の終わりに感じる想い
桜にかなり緑を感じる朝もう桜も終わり、そう思うと少し寂しい桜の終盤、薪の種火で暖められた平野部の桜は散りを迎え、花びらが一片の雪となって積もり、いま、そのピンクに染まっ...
さくらの終わりに感じる想い。
私の住む町のさくらもヤマザクラ、染井吉野と咲いて今はもう八重を残すのみ。
さくらと言えば染井、このメーンのさくらに歓喜して集った並木も花に代わって葉が広がり、新緑の顔を見せ始めている。
このさくらほど古から咲いて人々の想い、愛、恋心を育み、旅たちを様々な場所で見守るように優しく包み、見送ってくれたさくら、いま春の主役を演じ、舞台から降りて夏を待つさくら、いま、このさくら並木の木陰に集うものは誰もいない。
今日は初夏が近いと言うのに体感を下げるひんやりする風が吹いている。
さくらへの想い
一言で言うなら愛人
忘れたいと思っていても
忘れることの出来ない愛しい人
さくら
いま春を知らせ
春を謳歌満喫した花が散って
葉を広げ
初夏の陽射しを待つさくら
この人のいない中で待つ
寂しい胸中誰が知る
癒すように肩に手を置く陽射し
迷っているのか
時々悪戯して私を悩ませる寒の戻り
あの人に会えるのは何時
そう思いながら初夏を待つ
私
あなたへの想いもう冷めている。
早いものでさくらももう時の人になりつつある。
人のひと時の歓喜に弄ばれたさくらに訪れた安らぎの時、いつも考える「花の散ったさくら、安堵しているのか、それともホットしているのか」その心誰にもわからない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます