初夏への躊躇い
空にの前兆が出始めた、ソメイは散り、1本だけ残る枝垂れが、美しいピンクの花を咲かせているいい顔花冷えかな、口に含んだ氷が融けて感じるのはいつもの爽やかさでなく、暖かさの...
初夏への躊躇い、
もう4月の枚数も少なくなって、後数枚めくれば初夏である。
このまま新緑の初夏に向かうと思っていた矢先、再度訪れたのは寒気のしみ込んだ雨、そして温めたぬくもりを強奪する風・・・・なぜ今頃、
そう問い冷たくなる風が二三日吹いて、これで暖かくなるか、そう思ったのに今日の夜半から降りだした雨が朝になっても残り、いまも降って寒々とした空間を広げている。
暗いな・・・寂しい空の色、一日この調子だろうな、そう思う今朝の朝。
空
昨日と違って今日は暗い
空一面蔽うのは哀しい灰色
それも亀裂のない薄汚れた一枚の木綿
鋏を正面に向けて
一突きし
その亀裂から鋏を思い切り
太陽のある東に向け
切り裂いていきたい衝動に駆られる
今日の空
暗い
重い
そして哀しい
一日この空か
そう思うと無性に寂しい
想いに駆られる
今日の空
空色
どうしようもない荒廃色
一日泣き崩れる。
朝から雨、確かに昨日の空は雨を告げていたが、こう朝から激しく降られると居心地が悪いもの。雨もこの星の営みのひとつ、そう思って一日ぐらいのんびり過ごせばいいのだが・・・目覚めから出鼻を挫く雨のカウンターくらうと少し起き上がるのに時間がかかり、なかなか行動テンションの取れない雨の一日で終わりそう。
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