


出会いの一花“花水木
透明水彩で描かれた空が、北から染み出した雨水で不透明に覆われた空、
影でかなり激しく泣きじゃくったのか朝の路面の濡れが著しい。
咲き始めの花水木、日本の桜のような鮮やかさはないけれど、異国生れのこの花が桜の後を追うように咲き始めて来た。
花、何て表現したらいいのだろう・・・
色、形、姿、香り、匂わないかな・・・花は空に向かって広げるように咲いているのに、香りこぼれて来ない花水木。
この花、青空がよく似合うのに、今日は駄目かも知れない。
花水木

水木の仲間
花は目立つ角のある花弁
一目見て直ぐに花水木とわかる
桜のように鮮やかさはないけれど
秋には赤い実をつけ
紅葉も美しい異国の花
花水木
いま
空に向かって花を広げ
咲いて
目立って
囁いている私
どう思う
・・・
そんな表情を見せる
花水木
透明水彩の空がよく似合う。

※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます