四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

立秋、小さな秋を探して歩く

2011-08-09 | Weblog
今日も朝から夏空
一雨望んでも余り変化がない。
そう言いながら夏が過ぎ立秋、

求めるのは一涙の涼。
標高の低い山だから秋の訪れは遅い、
でも考えてみたら何も紅葉ばかりが秋を告げるとは限らない、
森の中で繰り広げられる秋へのプロセスは今頃から微妙に変化をみせるものである。
私の住んでいる町ではまだクマ、ミン・・、アブラ蝉などが多いけれど、
森の中を、そんな蝉の声を拾いながら歩いていると、時折、法師蝉の声が・・・聞える。
「おや、そう思って耳を澄ます、法師か・・・」

そう言えばもう暦の上では立秋、
夏日がこぼれる森の中で拾う秋を告げる法師蝉。
爽やかな一杯の清涼感の風、
秋は熱い珈琲に一杯の砂糖を入れるように訪れ始めている。
過程

夏から秋への過程                      
衣替えと言う様変わり
人の考えのように済崩しとは行かない
この微妙な心変わり
読み取るのに苦労するが実に楽しい

秋の訪れは北から
標高の高い峰から低山へ
一足早く100点の回答を求めるなら
標高の高い山へ
そう里山は夏色

そう思いながら歩いてみると
今では少ない落ち栗を拾うように
ポツリ・・何かしらを拾える

森の住人が見せる
僅かの変化の過程
それらを探して歩くのが楽しい低い山 。
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