
標高500前後の里山の森、手入れをされているようで今ではバランスが崩れ、
最近落葉に変わって常緑がやたらに目立つ。
谷には至る所に倒木が目立ち、行く手を阻む倒木に少し荒れてきたな・・・
そう思ういつもの里山歩き。
いまその里山が師走のなかで華麗なショーをみせる、
私が一番素敵の思う時でもある。
500

高い峰には雪が舞い
根雪となって訪れを阻むこの季節
私が足蹴に通う
標高500m
師走に入って今いい表情を見せている
森は落葉の枯葉で埋まり
いつもの道を消して迷わせる
散らばる団栗
踏みしめられる一粒
いま落ち葉に埋もれ朽ちようとしている団栗
拾うもの
食べるもの
遊ぶもの
いまはもう誰もいない
どれだけの団栗がこの森に落ちたのか
いまは数えるすべもない
誰も拾わないこの一粒を
哀れにとるか
現実ととるか
自然の営みと見るか
・・・
無数の団栗の上に落ち葉が降り積もる
忘れさせるように。

※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます