
雑木の森に多いクヌギの樹、
このクヌギの木の葉、いい形と葉の多さからこの季節いい表情をみせる。
もみじのように赤く染まることもないけど、冬になると森は暖かい柿色になって心を暖めてくれる優しい色になる。
寒さが木の葉に染み込んで色褪せながら舞い落ちるクヌギの一枚・・、
私の大好きな森の風景。
落ち葉

寒い・・・
温もりを消すように冷え込みが舞う森のなか
いま数枚の木の葉が風に舞いながら
降り積もる落ち葉
哀しい光景と朽ち葉
春の優しさ
夏の鮮やかさ
秋の暖かさ
もう今はその面影はなく
残骸という残像
冬のなかで弄ばれ
散り
積もり
すでに精彩の欠けた朽ち葉
風が吹くたび
一葉がサラ・・ザワ・・哀しい音を奏でながら
舞い落ちて
朽ち葉で森を埋める。

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