後、数枚で立夏、
この5月に入っても初夏の陽気は感じられず、全体がひんやりとして、朝夕は肌寒く、
人肌のぬくもりが未だに恋しいこの5月、この雰囲気模、異常と言えばそう言えるかも知れない。
そうは言いながらも、自然の樹木、草花たちはこの春からの異常を肌で察知しながら、芽吹いて、萌黄から黄緑へと代わり、今では鮮やかな初夏の緑へと深まっている。
空は迷いを払拭しきれずにいても樹木はそれに躊躇することなく、鮮やかな目に染みる緑が木漏れ日と日陰を作り、季節は春から立夏へと代わる。
春女苑
いま
細い流れの堤で
初夏を告げる白色の春女苑を見て
ひとりときめく
この春女苑
いまでは誰も目をくれず単なる雑草の類
咲くのは4月から5月
蕾を下向にちょっと垂れ
花は真綿色
白い花の部分はやわらかめ
葉っぱが茎を抱くように伸びて
空洞の茎を支えている
その1本を積んで
愛するあなたの一輪さしに活ける。
5月に入ってこの5枚目が立夏である。
ようやくここに来て、空も、樹林帯も夏色に代わりつつある中で見つけた春女苑の花、
この北米原産の野草は派手さこそないが、控えめで優しい花を咲かせる。
盛夏の花のような原色の色合いもなく質素で小さく無視される花のひとつかも知れないが、
1本積んで一輪さしに活け、テーブル中央に置くと絵になる1本。
この5月に入っても初夏の陽気は感じられず、全体がひんやりとして、朝夕は肌寒く、
人肌のぬくもりが未だに恋しいこの5月、この雰囲気模、異常と言えばそう言えるかも知れない。
そうは言いながらも、自然の樹木、草花たちはこの春からの異常を肌で察知しながら、芽吹いて、萌黄から黄緑へと代わり、今では鮮やかな初夏の緑へと深まっている。
空は迷いを払拭しきれずにいても樹木はそれに躊躇することなく、鮮やかな目に染みる緑が木漏れ日と日陰を作り、季節は春から立夏へと代わる。
春女苑
いま
細い流れの堤で
初夏を告げる白色の春女苑を見て
ひとりときめく
この春女苑
いまでは誰も目をくれず単なる雑草の類
咲くのは4月から5月
蕾を下向にちょっと垂れ
花は真綿色
白い花の部分はやわらかめ
葉っぱが茎を抱くように伸びて
空洞の茎を支えている
その1本を積んで
愛するあなたの一輪さしに活ける。
5月に入ってこの5枚目が立夏である。
ようやくここに来て、空も、樹林帯も夏色に代わりつつある中で見つけた春女苑の花、
この北米原産の野草は派手さこそないが、控えめで優しい花を咲かせる。
盛夏の花のような原色の色合いもなく質素で小さく無視される花のひとつかも知れないが、
1本積んで一輪さしに活け、テーブル中央に置くと絵になる1本。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます