
人の生きる源の一つ、恋。
恋はある意味で生き物であり魔物かもしれない。
しかし人の生きる源の一つ、欲望が失せると希望を失い、やがて絶望が襲う。
生きるということは人の情熱が薄れず、活性を持続させることである、
その一つが人を好きになるという行為だろう。
人は老いて死に至るまで、求め続けなければならないものがあるとしたら、それは恋だと私は思う。
そう、性だけでなく触れ合う感触の形が大切だと思うのである。
世代

一途な想い
激しい求め
樹林で絡み合う蔦のように
貪欲に貪るように
ルールを無視しながら犯すように
絡み付く肢体
若き恋
今想いは空回りし想いだけが先走り
体が喘ぎながらその後を追う
求めは
下火
低下
薄れ
朽ち
燃えカスとなる
老いの恋
もう燃えカスには新鮮な空気訪れず
僅かに残る種火が消えそう。

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