消えた一花

夏の昼顔

炎昼のなかで咲くヒルガオ旬のヒルガオ8月10日(金)のつぶやき暦の季では秋、そう言っても暑く今日も夏模様が続く。 「そろそろ夏は終り」 goo.gl/gXSZci— uvnr......

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会えないひと
いつも走る堤でみる花がこの夏は咲いていない「開花はまだかな」そう思い自転車を停め、その場で彼女の笑みを追うがそこにはいつもの花姿はなく青草が茂る。
「おかしいな・・・いつもこの場所で咲いているのに」青草をかき分けその姿を探すが咲いた形跡も蕾もない「花は消えたか」寂しい思いでその場を後にする夏。

失せ

いつもなら夏になれば逢えるひとが
なぜかこの夏その姿がなく消えている

なぜ
どうして

その住まいに彼女を追うが姿はなく
青草が蔽っている

花は奪われることはあるが
この花がなぜ
そう思う一つの野花の失せ。