早春の赤い一輪
私の好きな藪椿春の藪椿藪椿藪椿藪椿咲き始めた蝋梅、今年の蝋梅の咲き始めを知ったのは確か2月の初めごろ、もうその蝋梅は花を散らせ、蝋梅に代わり梅が咲き始めた私の住む町、位置的には北に......
旬の藪椿が咲く
花は万葉集の頃から知られるが、近世に入って茶花として愛好され多くの園芸種の元となった藪椿、花は青森から沖縄の林の中や里山の谷筋から尾根にかけ10~15㍍の常緑樹となって雑木林の構成林となって赤等の花を咲かせるツバキ科の樹木。
私が生まれてから身近にみて来た藪椿、いつも早春を迎えると近くの里山で咲くこの藪椿の花を求めて山を歩き、その花の下で持参のHot珈琲を飲むのが私の春の楽しみ、
でも、華やかさに欠ける藪椿に目を向ける人は少ない。
落花
私の好きな藪椿咲く春
濃い一葉に蔽われるなかで点る情炎の赤
狂おしくではなく
内に優しさを秘めた嫉妬
その思いは叶わず
思いを秘めて落ち花に留まる生の執念
その炎は直ぐには消えず
葛藤の末色褪せて朽ち
数日みせた美が崩れ消滅する藪椿。
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