季節は冬から春へ
節分が終わって今日も風は緩み、空には青空が拡がっている心も気持ちも少しやわらいでいい気分節分が終わり、2月の4日は立春である。雪のない町に住んでいるとセピア色の枯れ草の中に、鮮やか...
季節は冬から春へ
立春を過ぎ季節は冬から春へ向かっている。
そうは言ってもその表情は緩まず、昨夜から降り始めた雪が今朝積もっていて、さすがに寒々としているが、雪が降ったせいか真冬ほどの寒さは感じられないが、我愛犬と来たらこの少し融けてびしょびしょになった冷たい湿雪の感触に嫌気をさしたのか、自分の用を足し終えると、さっさと戻ってしまう愛犬。
この時期、南岸沿いを東進する低気圧が齎す雪は湿って重く、ひんやりとした湿雪であるが気温が上がり雨になると融けてびしゃびしゃで始末が悪い、しかし確実に一歩・・春に近づいていると感じる雪の一日。
春の雪
この南岸を進む低気圧が齎す春の雪
夜明け前の雪の表情は美しいが
明るくなるにつれて素顔が見えて来る
その美しさは朝と共に内面から崩れ
雪の面影は薄れ
擬態となって残ると言うか
ぐしゃぐしゃになって崩れる
かろうじて原形を残す雪が
人の歩かない所でその残骸をさらす
いま
余り雪が降らないこの町に
湿雪が積もると春の訪れは近い。
雪を見て 冬の崩落 垣間見る
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