節分が終わって
今日も風は緩み、空には青空が拡がっている心も気持ちも少しやわらいでいい気分節分が終わり、2月の4日は立春である。雪のない町に住んでいるとセピア色の枯れ草の中に、鮮やかな新...
節分が終わって、
節分が過ぎ、季の一区切りがついた翌日は立春、
「今日から春か・・・」そう思いながら廻りを眺めると自然はその変わり目を察知して、至る所にその形が小石のように転がり、春の始まりを知らしている。
樹木のつぼみこそまだ固く、当分膨らむ気配はないが、草たちは敏感に反応して小さな芽を出し始めている。
小さな一葉を積んで口に含むと新鮮なえぐみが口の中一杯広がって、
苦みから春の香りがこぼれる。
変わり目
節分が終わり季節は立春
これから雪に代わって雨が多くなる季節
その雨も角が取れ
丸くなって転がるように降って
寒さを和らげ
土に潤いをもたらし
草たちに目覚めを促し
固いつぼみを沐浴させながら
今日から春に向かって
そう促している
雨
冬を追い払う節分が終わり
季節は冬から春へ
春が今日からが少しずつ刻み始める
季節の変わり目
間
まだ人の恋のように揺れる。
季の流れは速く、雪解けが始まると水の流れは速く、激流となって2,3と流れ、
直ぐに3になる。
その移り変わりを早いととるか遅いととるか人それぞれ、ただ言えることは人の生は悪戯に何もしないと一気に流されると言うことのかも知れない。
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