流れは雨

悪化、
暫く雨のない日が続いて、このまま推移はしないだろうそう思っていたのだが、
その空が一変したのが今日の朝、風は強い南風、生ぬるい風の暖かさが人の感情を否応にも打ち砕く、嫌な南風。
今にも泣きじゃくりそうなのになかなか駄々をこねない空、夜がすっかり明けたと言うのに、空は暗く、風は相変わらず樹木をゆらし、雨を待っている。

この雨を待つ苛立ち、早く降って大地を冷まし、清涼感を一口でいい、飲みたいと思いながら雨を待つ私。
悪化

ものすごく感じの悪い空
全体が暗く
重く
淀み
沈み
迷いがプン・・匂い
躊躇っている

木立のざわめき
風の苛立ち
そろ・・代わろう
そう促す風

今の空
窯から出された炭色
泣く一歩手前なのに創めの一滴が
未だに落ちて来ない。

予報は雨、空はいつ降ってもおかしくないのに未だに降る素振りをみせない。
出来るなら早く降って明日には上がって欲しいのになぜか思惑通りに行かない今日の雨空。