葛、
秋の七草のひとつですが、いまどき七草を求め歩く人は少ないと思う。
山野とか低山を歩く中で見つけ、ああ・・・この花は秋の七草の葛か、そう思うぐらいでまして若い世代になると七草のひとつであると知る人も少なく、
まして地味で質素な花色の花に目を向ける人はまれで、今ではほとんどの人が遭遇しても通過しているのが実情かな、
私は山野草が好きでいつもこの季節葛を目にすると、花が咲いていないかな・・・立ち止まって花を探すひとりである。
葛
マメ科の蔓性の多年草
こいつが樹木に絡み付く全体像を見ると・・・
引く
とても観賞する気は失せる
葉は三出複葉
小葉は薬質で幅広くとても大きい
花は葉月から長月の秋に咲き
穂状花序が立ち上がり
濃紺紫色の甘い芳香を発する花を咲かせ
花穂は下から上に咲いていく
花後には剛毛におおわれ枝豆に似た扁平な果実結ぶ
花色には変異がみられ
白いものをシロバナクズ
淡桃色のものはトキイロクズ
このふたつ
芳香に酔いながらの花姿
捨てたものじゃない。
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