四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

わずかな湿り

2013-08-26 | Weblog

表情は夏余り草に分け入っても濡れることなかったけれど、久しぶりに歩くと冷たさを感じた夏草、露か・・・少し秋の気配を感じた今日の朝。濡れ、ようやくここに来て、朝の目覚めの...


季は人と違い正直なもので、日々暑い・・と言っていても、立秋を過ぎても空も暑さも樹木の緑も夏色のまんまで、表情から秋の気配を感じることは出来ないが、案外思わぬ所からそれを感じることができる、それが伸びた夏草。
今朝、愛犬に引かれるように夏草に分け入ると、いつもと違う感触が私の素足に纏わりついて濡れを感じる、この濡れのひんやりした感触こそ露、秋の始まり。

秋、ようやく確認できた、でも、規模も存在感も街中ではまだ・・薄い秋の訪れ。


草の中へ無粋に分け入って
ジャブ・・素足で歩くと絡み付く濡れの感触
夜露の一滴

しゃがんで探す悪戯の素顔
此奴か・・・
朝日を浴びた草の間で輝く露の一塊
手で掬い口に含む
未だ弱さがあるがひんやり感が広がる露の食感

今朝夜の時を経て
明けの中で生まれる小さな・・一滴
露の誕生

この暑さに飽きた私にはちょっとした感動もの
戯言そう言って片付けられてしまうが
露こそ一足早く町で目にする秋の一コマ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  | トップ | 女郎花 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事