桜の影に隠れて、ひっそりと咲く椿
人に綺麗・・・素敵、一言言われることなく
埋もれ咲く椿
薮ツバキ、
里ではこの陽気で桜は満開に近いのに、私が歩く山の桜の蕾まだまだ硬い、
山の椿そろそろ終盤かな・・・そんな想いで頭上の椿を見る。
鮮やかな赤色の一輪が私の唇にそっと触れて、そう言っている藪椿の鮮やかさ、
いま落ちる一花を朽ち葉が優しく受け止め、
そっと形が崩れないように、色褪せないように活けるように置かれている。
薮ツバキ
薮ツバキ咲く
春
桜に先駆けて
咲いて
余り人の訪れない沢の中で
木洩れ日を浴びながら沐浴して
裸身を曝し
人知れず咲いて散る
薮ツバキ
いま
花は
自らを籠の鳥と考えるか
世捨て人と想うか
この想い
複雑
我想い誰が知る。

人に綺麗・・・素敵、一言言われることなく

埋もれ咲く椿

薮ツバキ、
里ではこの陽気で桜は満開に近いのに、私が歩く山の桜の蕾まだまだ硬い、
山の椿そろそろ終盤かな・・・そんな想いで頭上の椿を見る。
鮮やかな赤色の一輪が私の唇にそっと触れて、そう言っている藪椿の鮮やかさ、
いま落ちる一花を朽ち葉が優しく受け止め、
そっと形が崩れないように、色褪せないように活けるように置かれている。
薮ツバキ
薮ツバキ咲く
春
桜に先駆けて
咲いて
余り人の訪れない沢の中で
木洩れ日を浴びながら沐浴して
裸身を曝し
人知れず咲いて散る
薮ツバキ
いま
花は
自らを籠の鳥と考えるか
世捨て人と想うか
この想い
複雑
我想い誰が知る。
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