一枚。
今日の空、まったく動かない薄い灰色の一反木綿。
染めは綺麗だけどいつもの無表情・・・冷静で寒いこの空色心も流れない、
綻び、割れ目、ないかな・・・探しても綺麗に塗られた灰色の壁。
周りの春の色彩がなければ、ここは地中の都市空間、そう思ってしまうほど空が低い。
こんな日もありかな・・・
ひとり考えながら空から緑のなかに目を移すと、昨日まで咲いていた蒲公英が、
綺麗な蹴鞠を作り風待ちしている。
「きょう重たい空だから朝は風吹かないぞ」そう話しかけていた。
蒲公英
蒲公英が風を待っている
花びらが散って
丸い蹴鞠を作り
いまか・・と風の吹くのを待っている
春
蒲公英の旅たち
蹴鞠の風船から始まる種たちのロマン飛行
何所に飛ぶかって
それは判らない
いつも飛び先不明の風任せ
高まる心に相反する不安
いつ訪れるか判らない風の訪問者
焦りと不安
日時計を気にしながら緑のベンチに座って
ひとり待っている
私
風
浮気もの
彼が私の恋人
いつもこの時間に待ち合わせなのに
今日はまだ現れない
なぜかな・・・
またカフェで話しこんでいるな
誘惑に弱い私の彼
もう今日の約束忘れている。
今日の空、まったく動かない薄い灰色の一反木綿。
染めは綺麗だけどいつもの無表情・・・冷静で寒いこの空色心も流れない、
綻び、割れ目、ないかな・・・探しても綺麗に塗られた灰色の壁。
周りの春の色彩がなければ、ここは地中の都市空間、そう思ってしまうほど空が低い。
こんな日もありかな・・・
ひとり考えながら空から緑のなかに目を移すと、昨日まで咲いていた蒲公英が、
綺麗な蹴鞠を作り風待ちしている。
「きょう重たい空だから朝は風吹かないぞ」そう話しかけていた。
蒲公英
蒲公英が風を待っている
花びらが散って
丸い蹴鞠を作り
いまか・・と風の吹くのを待っている
春
蒲公英の旅たち
蹴鞠の風船から始まる種たちのロマン飛行
何所に飛ぶかって
それは判らない
いつも飛び先不明の風任せ
高まる心に相反する不安
いつ訪れるか判らない風の訪問者
焦りと不安
日時計を気にしながら緑のベンチに座って
ひとり待っている
私
風
浮気もの
彼が私の恋人
いつもこの時間に待ち合わせなのに
今日はまだ現れない
なぜかな・・・
またカフェで話しこんでいるな
誘惑に弱い私の彼
もう今日の約束忘れている。
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