空の崩れ
今朝の空一面を蔽うのはGray、この彩を薄める乳白色の濁り空は気分が晴れず憂鬱で、夏から見て来た想いでの風景の彩を濁している。
朝から広がる薄灰色の空は午後からの雨を告げ表情を保っているが、秋の空は変わりやすく予想はし難い、いま、この空を見ていても恋する時のようなときめきはなく、
見ているだけで心は苛々し空に振り回される。
いまのところは崩れて来そうな一角が空には視えない、そう思うと何となくホッとする。
空の崩れ
いま
崩れそうで崩れない
空の口元が緩み笑みをこぼす
それは長く続かず
Grayは黒色に圧縮され
爆発し
火花が雷雨となり
落下してくる
この怒り
静まるのを待つしかない
そう思う崩れ。
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