風のない冬日の一日
寒風(木枯らし)寒風風冬の朝気が滅入るような寒さで目が覚め、少し扉を開けて外を覗くと空が美しく澄んでいる。風は強く、冷たく、常緑樹の木の葉を叱咤するようにゆらし、寒いぞ・・そう言っ......
風のない冬日の一日
昨日の雨は汚れを落とすように降り、新しい年を迎える頃にはその雨も上がり、今朝は新しい年を温めるように太陽が昇る。
風は弱く陽射しは焚火後の暖かさを保つように温もる一日となった年の初め、
陽射しには赤々と燃える強さはないが仄かに温もりを感じる冬の一日。
これからは少なくなる陽射し、
「温いな・・・」そう思う日々は少なく、寒さの強まりと共に時雨模様が多く時には雪に変わる日も多いなかで今日の風の緩む一日はうれしい。
冬の風
冬の風は嫌い
冷たいから・・・
そう言って私を抱きすくめ
温もりを奪い
凍えさせる冬の風
その顔は冷たく
喚き
私に自由を与えず
唇を奪う。
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