四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

今日の空を見ると思うことがある。

2008-10-18 | Weblog
この空を見ると思う。

青空を見ながら彼は日本を旅した。
私もそれに習って旅が出来たらどんなに嬉しい事か、でも私には全てを捨て旅に出る勇気はない、多分失うのが怖いから。
それともこの青空の下ならいいけれど、これから寒くなる風雨の中で、
病に倒れ苦しみながら朽ち果てるのが怖いのかもしれない。
確かに築き上げてきたものはたいした事はないが、好きな人と別れ、家族の愛を捨て、今の生活を捨て放浪の旅に出る情熱はもうない、
ましてや美食のなかで生きた私の体と心は、もう粟や稗を受け付けない。
いまでこそ文明が星の輝きを消しているとぼやくけど、星の明かりで一夜を過すことなど、
恐ろしくて出来ない。
人間なんてそんなもの、手にした地位、権力、生活、幸せ、家族を、そう簡単に捨てられるものではない、いつも憧れの生き方をした一人の俳人と言うか彼の生き方に共鳴するのだが、
その一歩が踏み出せない、哀しい人間の性である。
エゴ

俗に言う
家族がいながら好きになって
ねえ別れて
そう言われても
捨てることは出来ない

好き
愛している
君だけを
男が使う言葉

どうしてこう簡単に男は言えるのか
私自身も判らない
男は同時に二人を愛せる
そんなこと有り得ない

言えることは
男の場合
欲望から求めているに過ぎない
ある意味で自分中心
困ったものだ。

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