わずかな匂い
朝の空気のなかで感じたかすかな秋の匂い、冷気、ごく微量の香り微量の風のなかに秋を感じる、立秋から数えて今日は二日目、この固められた街中に住んでいるとなかなか秋には巡りあえ...
わずかな匂、
暑い夏、めまぐるしく揺れ動いた日々がようやく安定し始めた8月の中旬の朝、
いま香り匂っているかな?そう思う疑問。
日曜の朝、愛犬と歩きながら夏の香りって有るかな・・・そう想いながら朝顔、百日草、オオバギボウシなどに香りは感知できず、唯、花色だけを見て、この暑さでは匂いは無理か、そう思う私。
色々なわずかな香りが流れていると思うが、この暑さでは直ぐに蒸発し、遠くからでは無理か・・・そう思う私。
香り
香りの少ない夏
わずかな香りもこの熱射で直ぐに分解され
匂うことないか
そう想う陽射し全開の朝
求める匂今はなく
いま
すれ違いざまに感じる香水の香りに
慕情の甘美を味わい
ひとり酔う
夏の朝の香り
このそばで感じる仄々とした香り
朝に飲む淹れ立て珈琲のホットする香り。
夏、咲く花も少なく、どちらかと言うと春の花のように香る花も少なく、花に口づけするように近づいて嗅がないと感じない花の香り。
わずかに漂う樹木の香りも暑い陽射しに直ぐに消滅されて、私のそばまで香って来ない夏の匂い、少しでいい、アロマの香りとなって香って欲しいと思う一日。
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