猩々袴の花

里山の一花

里山に咲く野花春の訪れ春に向かう春に向かう春に向かう雪が舞ういつも雪雲が広がってちらほらはあったけれど、いつも積もらず、私の掌で消えた雪それが今日初めて、粉砂糖を降った感じで積もっ......

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山に春を告げる野花
私がいつも歩く里山は標高が低く雪も積もらず谷の水量も少ない。
そのためか咲く花は限られるけれど春はそれなりに多彩な美を描く、花たちの群生こそないけれど春の訪れと共に咲く花は水芭蕉、カタクリ、ショウジョウバカマ、菫等、
その花の咲き前に咲くのが樹木の濃い一葉のなかで燈る藪椿、余り人気のない椿も山桜が咲き始めると一気に山桜のなかに埋没し訪れる人の脳裏から消える。

花言葉は希望

寒い冬が終わり
春の訪れと共に咲く野花
その彼女との出会いを待ち侘びたひとり

温む谷間で茎を伸ばし
その先端に紅紫の灯りを燈し
春へ導く猩々袴

花はなか・・綺麗で
独特の花色と花びらをみせる。