里山に咲く野花
春の訪れ春に向かう春に向かう春に向かう雪が舞ういつも雪雲が広がってちらほらはあったけれど、いつも積もらず、私の掌で消えた雪それが今日初めて、粉砂糖を降った感じで積もった。寒い一日に......
猩々袴の花
私が歩く里山は標高も低く雪も積もらないので雪融けを待って咲くことはなく、
春の温もりを森のなかでも感じ始めると花は咲きだす、
いつも麓の道でオオイヌノフグリ、菫の咲き始めをみると猩々袴が山野の谷沿いで花の咲きを見つけうれしくなるのが3月の彼岸の頃、
ユリ科の淡紅色の花が森のなかで燈るように咲くその姿は、可憐で心惹かれる春の一花。
猩々袴の咲
早春の陽射しがこぼれる
山野の谷沿いで
淡紅色の花びらが幾つか集まり
数個の花を付ける猩々袴
その花に派手さはなく
素朴で可憐
いま春の山中に花を求め歩けば
花が優しい顔で微笑む。
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