春の低山
低山の魅力、里の近くの低山、標高500に満たない山だけれど、里に近いせいもあってアクセスが良くいつも気軽に登れ、リタイヤが簡単なのがうれしい。丁度今頃は新芽の膨らみと花の開花シ...
春山の低山
穏やかな春の陽気に覆われ、染井が満開になって空を蔽った週の前半から、後半は一転して扉をけ破り侵入してきた寒の戻り。
あの再び冬を思わせる冷たい風、時折時雨れる灰色混じりの空、その表情は険しく、悲哀が漂う。
空全体を蔽う険悪な顔、この空色と風はいつまで、そう思いながら数日間過ごした週末。
今朝もこの空を見ていたら、山に行く気に慣れず、この様子だと山は危ないな、途中で雨に遭いそう、そう思うと行く気になれず今日は停滞、
そう決め込み、夕方ごろ落ち着いた空を見て、山行けたかな?そう悔やむ私。
里山の春
いつも歩く山に春の萌えが訪れ
至る所で冬が退き
春を告げる藪椿が花を咲かせ
名残惜しそうに朽ち葉の上に花を散らし
変わって
馬酔木が餞を添える里山の春
森に落ちる陽射しを受け
落葉の新芽は膨らみ
膨らみのなかに彩りを見て
森のなかに温もりを感じる
いま
僅かずつではあるが春が萌える。
風緩み 散った桜の 終わり知る
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます