終戦記念日、
私は戦後生まれの人間であり、前回の戦争は知らない。
それがある意味で幸せかも知れないが、この幸せはこの戦に狩り立てられ、あの末期に特攻となっていった若い、人生を楽しむことなく散って行った人の命と想いの中で生きていると言うことを知ると気が重い。
戦争
この言葉の中に正義はない
有るのは正当と名を借りた殺戮である
永久の平和まず有りえない
いまの平和は
過去の反省と人間の不安を制御する宗教によって
保たれ保持されている
だがこの二つは意外と脆く
互いの利害と思考に不一致を生じるとき
意図も簡単に崩落する
戦争に正義はない
有るのは人間の欲望による支配と独占
それによって齎される破壊と殺戮
そこからは何も生まれず
犠牲となった民の悲しみだけが残る。
68回目の終戦の日、いま世界で起きている小規模な戦などを考えるとこの日本は平和だと思うが、細かく見るとこの日本でも最近平気で人を殺める事件が多く、いま武力衝突を繰り返している国と変わらないな・・・と思う。
命の重さは一人であろうと十人であろうと同じもの、いまいちど命を考えさせられる日である。
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