８月１５日

想い、

人はこの１５日に何を想い
何を考え
何を想う

亡くなった人への想いか
引きずる愛か
この日は古から語り継がれた
亡き人を偲ぶ一日

人から絆と思いやりが失われつつあるいま
現生は人の心を弄び
人は人間から思いやりが失せたと嘆く
考えさせられる一日

未来（明日）

もう心の宿る地はなく
この時の中を浮遊物となって漂い
やがて闇に沈み積もる
我命。

今日は旧盆であり、終戦の日でもある。
この日くらい私を産み、育ててくれた両親に感謝し、暖かく見守ってくれた祖先の霊に感謝したいと思うが、こう世の中の価値観が変わり、信教の自由が定着した世では人の想いは多様で、この想いに対し愛し合った仲でも一致しないものである。
この８月１５日は故郷を離れた私にとっては反省の日でもあり、いつも悔いが残る日でもある。