桜の樹
さくらの一葉葉桜今日は久しぶりのの一日になるかな・・・憂鬱な一日になるかな木陰、さくらが作る木陰、空を隠さんばかりに覆うさくら、深い、濃い、毒々しい薫り、その深みが隠す梅雨空、その...
桜の樹木
いま、花の終わったこの桜並木の下を歩く人は少なく、夏の強い陽射しを独りで受けるように樹木の木の葉が空を蔽う。
濃い緑の一葉は陽射しに逆らうことなく自然体のまま日差しを貪り、受け入れ、
木陰を描きながらやがては訪れる梅雨明けを待っている桜。
暑い、この蒸し暑さにこの疲弊感、触れる風は生温く身体に纏わりついて離れない梅雨空、
濃い緑の桜の茂みが唯一の救い。
樹の下で
仰ぐ空は暑く
陽射しは容赦なく降り注いで
私を甚振る
夏
空を蔽う
濃い木の葉に陽射しは遮られ
陰の空間が生まれる
樹の下
この空間こそ
夏のうれしいカフェテラス。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます