さくらの一葉
葉桜今日は久しぶりのの一日になるかな・・・憂鬱な一日になるかな木陰、さくらが作る木陰、空を隠さんばかりに覆うさくら、深い、濃い、毒々しい薫り、その深みが隠す梅雨空、その下に...&...
さくらの一葉
梅雨空の下で広がるさくらの樹木。
花に替わって一葉が空を隠すように広がる夏、街中で唯一優しい木陰を演出するさくらの大木、ざぁざぁぶりの太陽の陽射しを一手に受け止め、陽射しを遮断するさくらの樹の下は快適なカフェのベンチ、いま、その窓際に座り、消化される時間を珈琲を飲むようにして味わう。
この何でもない時間、ある意味で無駄で浪費する時間、でも、人にはこういった浪費も必要かと思うさくらの一葉が作る空間。
葉桜の 木陰の下の 爽やかさ
さくらの樹
春は花で覆われ
その乱舞に人が狂喜するさくら
花の鮮やかさ
生涯
人の想いに寄り添う
春
その春の舞台が終わり
いまは幕が下りた夏
花に替わり木の葉が空を蔽い
静寂そのもの
幕は再び上がることなく
散りを待つさくら。
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