春はまだ白紙
春は未だ無地のまま今日はの月は暮夜の中、また時雨れるかな・・・そう思ったけれどがうれしい今日の朝。無地の一枚昨日の雪雲が跡形もなく消えた今日の空、西の地平にはでかい、真丸の月が太陽...
春はまだ白紙
そう書いていた昨年の記事、立春が過ぎ、季節は春になっているのに周囲の表情は硬く、春か、そう思う感じがしない。
樹木の蕾は硬く、2月の剪定で手足を捥がれた樹木の姿は痛々しく、樹木の芽吹き望めそうにもない。
緩み始めた大地の上にはセピア色の枯草が残り、未だ、初心な新芽たちに彩られることなく、枯草が不毛の地となって広がる2月半ば、心は融解することなく深い寒さの湖底に沈んでいる。
如月(春)
季ではこの2月
もう春
ほんのり桜色に染まる雨が
周期的に回遊して
強張った大地に和みの雨を降らせ
春の芽生えの恋を描く
でもこの人
・・・
その芽生えに横恋慕して
春の恋を邪魔する
嫌な冬(ひと)
春がもう別れて
そう告げているのに未だに纏わりついて
手を離さない嫌な冬(ひと)
いま
一雨毎に寒さが融ける。
まだ残る 雪の残骸 根の深さ
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