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冷え込むいつもの朝。
眠い目を擦りながら外に出ると、うっすらと積が積もっている。
「おお!さむ」思わず立ち止ると、静かに感じる気配・・・雪。
雪がパラパラ落ちてくる。
思わず空を見上げると、散らばる雪雲が見えて、思わず「こいつ千切れて飛んできたな」
垣間見た空から、ゆらりゆらり静かに落ちてくる粉雪。
「前の雪と違い今日は真冬の粉雪か・・・」
そう思いながら雪の降るなかを歩いていました。
(淡雪)
私の住んでいる
寒い街
染まりきれない空に広がるはぐれ雲から
雪が降っている
天使の羽根が
汚れた街を清めるように
ハラハラと落ちてくる
今日の雪は
涙の少ない粉雪
冷たい・・・
触れるだけでとても感じてしまう
冷たい雪
肩に積もる雪を手で払い
空を見る
ドンドン落ちてくる雪が瞳に積もり
痛い・・・
冷たい
この瞬間光が失われ
私を闇が襲う。
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