四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

週末の山歩き

2009-11-15 | Weblog
藪山。

私は週末の一日は山を歩くことにしている。
それも大好きなじゃじゃ馬の藪山を、
ブランド志向でもないし美人が好きでもないし、これが気に行っている。

なぜって?
中年親父のメタボ対策イコール気分転換、ストレス対策と酒を抜くのに藪山歩きが一番、
手軽にいい汗をかけるし(時には冷や汗も)行きだすとこれがいい味出しているわけ、
これが惚れていく理由かもね。
私が住んでいる所は意外と1000クラスが多いのと、観光地の中にあるから皆そちらに行く人が多いかな。
私は若い時から別に山で飯を食べようとか、有名になりたいとか、困難なルートを開拓しようとか野望もなかったし、それといま流行の日本100名山を登ろうとか・・・そんな気はサラサラないし、それにそれがすべてでないと思っている。

たしかに女性の美人でスラットしている人は素敵だとは思うけれど、
そんな人ばかりじゃないし、いろんなタイプの魅力のある人がいるもの、
山もそれと同じ、何も高山や100名山ばかりが登る山でないと思う。
素朴で素顔と笑顔が素敵な女性もいる、山もそれと同じで、薮をこいで笹を分けながら登る、低山もそれなりに魅力があるものである。

たしかに最近は高山を目指して何時間も歩く体力は落ちつつあるけれど、
それに伴って財力と暇がないのも事実であるが、常に恋を求める情熱が失せないように、
山を求める情熱は失せてはいない。
薮山、
低くてちびでデブ私の体系のようなメタボの薮山、道は雨が降れば直ぐに荒れ、
形は崩れ、それは中年の私の姿、惨めだね・・・
これから道は落ち葉の下に埋まり、探すのに苦労することになる山道、
時には樹に足をかけ、細い樹を手がかりにして登る藪山、標高は1000メートルに満たない、山によっては頂きからの視界はゼロ、森のなかということもあるけれど、
登ると濁酒を飲む感じの深い味わいがある山である。

私の登る藪山は往復、野口英世一枚で足りる。
実に家計に・・・いや親父の小遣いに優しいのであってうれしいランチコース。
好きなときに登って好きなときに下れる、雨・・・寒そう、そんな時は家でごろ寝して次の日に出かける、実に手軽で楽しい私の藪山歩き。

だからと言って侮れないし、オーダー次第では長くハードにも歩けるし、コースを変えれば誰にも会わずのんびりと歩けるのがいい。
薮山・・・これがこの山の魅力かも知れない。

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