秋の七草”桔梗”

立秋が過ぎ、そろそろ交代時期かな？
そう思わせる今日の空
激しい駆け引きが続いている

変化、
８月もお盆の頃になるとセミも不思議なもので朝早くの激しい泣きじゃくりがダウンして、少し寝坊して鳴くようになったのか、あの五月蠅さがない。
そろそろ夏の終わりを予感し始めたのか、それとも法師との交代を待っているのか、
ひと息入れているのか静かである。
空は、南からの暖かい空気が北の空気を打ち砕こうと黒色混じりの雲のなかで激しくもみあって、にわか雨の様子を示している。
激突の際に生じる激しい雷鳴、闇を引き裂くように稲妻が走り、今にも激しい怒りの雨となって襲ってきそう。

この雨が北からの涼を齎してくれれば・・・そう思うが、そう簡単にこの暑さ、ダウンしそうにもない、蒸し暑い朝である。
桔梗

秋の七草のひとつ桔梗
でもこの桔梗夏頃から咲いている　

蕾
紙風船
摘むと水が弾け出る

花色
上品な紫と白
清楚な気品溢れる美しい一花

初秋
そろそろ花の終わり　
送り火に送られる様に花は萎れ
残暑に舞う桔梗

憧れとなって心に残る。