二本の銀杏
対の銀杏対の銀杏生きて来た過程過去過ぎた想い南下今日から冬今日は立冬立冬。季節は冬、そう言っても暦どおりに季節を見ながら思う人は少ない。朝の空色青が少なく、深い灰色に大部分が覆われ......
山門横の2本の銀杏
私が散策で訪れる森のなかの寺院、その山門横に植えられた2本の銀杏の大木が秋には素敵な染まりを描く。
銀杏はなぜか二本同時に染まることなくまず先に1本が染まり、その染まりを見届け後を追うように後の1本が染まる。
その染まりはまるで寄り添う老夫婦のように微笑ましい。
対の銀杏
私たちは男と女
そう告げ仲良く立つ二本の銀杏
二人は愛するもの同士
あなたが歩くときは私が一歩下がり
後からついていく
いま秋のなかであなたの染まりをみて
追うように染まり
微笑ましい表情をみせる銀杏。
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