
春ですね。
畑に広がる菜の花。
鮮やかな深緑に深い苦味、春の味。
蕾がたわわになって花をつける前に、摘み取られ出荷される菜の花、
いろんな形に調理されて、食卓を飾る春の味。
それが野菜の宿命だけど・・・
花をつけて「私キャベツの花よ」そう叫びたいだろうな・・
野菜を手に取るといつも思う。
(食の花)
人知れず咲いている食の花
会える花は少なく
春に会う菜の花くらいかな・・・
まして野菜となると
なかなか会えないひとり
捨てられた野菜が
畑の中で咲くことあっても
店先を飾ることのない食の花
いつも食べている
様々な野菜
花を咲かせる前に収穫されて
出荷される野菜に
いつも蕾はなく
出会えることのない食の花
いま畑の中に広がる
野菜のなかに幻の人をみる。
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