四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

一日限りの風

2013-04-04 | Weblog
一日限りの春の荒れ、日記、データー
強い北風が吹いて、空は男女の絡み合いのように激しく縺れ、反発、絡み合う雲の群れ、
その感情は激しく、怒りに満ち、喜怒哀楽を伴って高ぶり、崩れ、頓挫した空、
華やかな色彩の花色を塗りつぶすように蔽い、暴れた空から、感じるのは哀しい空色と花びらを散らす無情の風、
抱きしめられると凄く冷たい、シャーベットを口に含むと至る所を刺し、感覚を奪う冷たい風、ひたすら耐える一日。


空の雲が頭上でめまぐるしく変わる
湧き
絡み合い
浸食し合い
縺れながら崩落して
集合と離散を繰り返す
雲・・

全て
みな
この北風のせい

寒く冷たく
容赦なく吹いて
全てから春の自由と表現力を奪い
平然としている


逆らえず耐えるのみ
嘲笑う空
花の涙が哀しく空に舞う
一日。

いつもの展望台に立つと北から怒涛の大波となって打ち寄せる強烈な北風、
暖かさに慣れたこの老いた私には相当こたえる北風。
いつもこの季節、時折目を覚まさせると言うか、反省させると言うか、昂る気持ちに水を差すように訪れる季節の猛威、後には穏やかな笑みがこぼれる。
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