澄んだ空に数個の星
東の地平に切り裂いた一筋のオレンジの光寒い!素足が痛い澄み切った空に数個の・・・無数在るはずなのに見えない星。空気が澄んでいるせいか久しぶりに数個の星が見える。そのせ...
澄んだ空に数個の星、
この町に随分と長く住んだもので、今では第二の故郷に成りつつある。
たしかに以前の所と比べ周りには森も残っているし、小一時間車を走らせば里山もあり、かなりの自然が温存はされているが、なぜか空は年々劣化すると言うか、周りが侵略されるように毎年・・明るさに侵食されて見える星の数が減っている。
いま空を見上げ、星座を見ようとしてもなかなか見つけることが出来ない。
季節ごとに位置している場所に星座は在る、そう分かっていても肉眼では見えない現実の夜空が広がる。
星
いま私が住む町の空
瞳に映る星の数は限られ
見えるのは極わずか
星
いつからこの町の空から
見えなくなったのか
住みはじめたあの頃の記憶を辿る
・・・
薄れる空色と記憶
夜
闇を邪魔する不夜城のネオン
窓から零れる灯り
蠢く人と明かり
今日も
眠らない街が空の闇を奪っている。
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