四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

夏祭り

2012-07-15 | Weblog
から時々

祇園祭り

八坂神社の祭りで日本三大祭りのひとつ。

またこの時期の関西は鱧が一番美味しい季節でもある。
またこの鱧、輸送手段が限られた時に鮮度が保たれたので京都では旬の魚として、この祇園祭の時に食された鱧。
見た目は悪く、小骨が多く、どうも・・・そう言われがちだけれど、
骨切りして食べる刺身、湯引き、照り焼きは美味。
個人的には辛口の純米酒が合う、ワインなら白、それもオーストラリアの白。

そんな祇園祭りも7月の一ヶ月に亘り執り行われ、今日はその祭りも半ばである。
鉾の組み立ても終わり、一部の鉾では試し引きも終わり、後は宵〃山、宵山のお披露目を行い、17日のハイライトの山鉾巡行を待つだけである。
この夏の祇園祭はどんな出会いと恋物語を生み、恋人たちにはどんな表情を創らせ、
黄昏人には遠き昔の想い出の走馬灯を回し、いつものひと時に浸らせるのだろう。
祭りは今年も暑い夏の京に人々を呼び寄せ、想い出に浸らせ、祭りの輪の中に誘い、
再び競演の舞台にあげて共演者に仕立てる。
古から続く一枚のワンカット、夏の最中に行なわれる京の夏祭り、祇園祭。
今日もそして明日も、夜空に響くコンチキチンの鉦の音、街中には32基の山鉾がそろい、祇園祭もいよいよ最後のラストワンを迎える。

後は雨の問題、朝には通り雨となって駆け抜けたが、ハイライトの巡行の時は晴れてくれるかな?そう思う日曜の朝、巡行は2日後、京都の暑い街の中を大勢の引き手によって山鉾は引かれ、祇園祭はこの山鉾巡行で頂点に達する。

その後、夏は表情を変えることなく京の町を我が物顔で往来する。
祭りが崩れるように終るが夏は山車となって街中を走る。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿