今日も冬が居座る

＆
目まぐるしく変わる空と風に翻弄された一日、
寒くて・・何もする気になれなかった、
これじゃ山は雪か、そう思う寒い日でしたね・・・

雨後は未だに北風、
雨後の後、土が緩み、春の野草が随分目立つようになって、僅かながら桜の蕾に緑が仄かに見られるようになって来た３月の終わり、
このまま雨が止んで暖かくなるかな・・・そう思ったけれど、
風は強く、気温は上がらず、空は時雨模様の冬日。

体温は一気に下がり、再び冬が居座って動きそうにない３月の末、
植物たちはこの状況を知っているのか、
そろそろ動かないと、春に間に合いそうにないと思っているのか、良い表情をみせはじめている。
それにしてもこの寒さの戻りは応える。
風

窓越しに見る風
荒んでいる・・・
衣を纏った常緑樹を倒さんばかりに
グイ・・押して
これでもか・・と押しながら
今にも倒しそう

表情
・・・
春じゃない
優しさも包容力も無い冬の顔
半ば強引に唇を奪う
冷たい心

風
・・・
もう凪いでも良い季節なのに
静まる気配が感じられない。