２冊目を読み終えて

春めいた一日が去った今日は春の雨か・・・
から

２冊目、
この１年を１２冊とするともう２冊を読んだことになる。
１冊目を手にして読みはじめ、それも直ぐに読み終えて２冊目を手にしたのが先ほどのように感じられるのも、この２冊目のページが２枚少ないから。
いつもの事なのに早いと感じるのはなぜだろう、いつもこの２冊目で感じる疑問。

毎日時間に管理され、その時間に反抗するように抵抗し、時には諦めて従うように読み続ける私の１年、その区切りの単位が月、年の初めに今年読む分です、そう言って渡された１２冊、その２冊が消化され今日から３冊目を読みはじめる。
読み終えて

手にした２冊目
真新しいページ期待を描いて読みはじめた２冊目

ここでは何をして
そんな夢を日付の至る所に付箋をつけ
読みはじめた２冊目

それが読んで行くうちに
思わぬ弊害で今日はダメここも無理か・・・
そう呟きながら閉じられて行った日々のページ
２冊目の最後のページを迎え
ああ・・・
どうしてこうなって推移したのか
一人呟いた２冊目の終わり

結局何も描けず
何となく過ごしバツ印をつけながら読み終えた２冊目
今日からの３冊目はちゃんと読み終えよう
そう思いながら木綿の一ページをめくる。