おぼろ
冬の陽射し荒れ強風がすべてを否定し、この寒さに平伏せそう言わんばかりに吹き荒れた昨夜、朝の陽射し、温もるには時間かかるけれどうれしい陽射し風、昨日はこれでもか・・と強い風が北西.....
おぼろ(ぼかし)
昨年の今頃に訪れた冬のおぼろ気な状況。
今年も見られるかな・・・そう思っていたがその想いは見事に裏切られ、朝から遅い太陽が東の地平から昇り、青空が広がっていつもながらいい顔している。
この分では暈された街風景は見られず、明るいなかに曝された街と木の葉の落ちた樹木の風景が広がる、
ああ・・・これにぼかしが出ればいい冬の表情(かお)になるのに、そう思う朝、
青空が空一面広がる。
ぼかし
春の月が霞んで見える風景
おぼろ
でも
この冬に現れる暈された風景も捨てがたい
形の輪郭が暈され
哀愁漂う風景
喜怒哀楽がしみじみこぼれ
冬の街の輪郭が暈される冬の街
ださいな・・・
いまどき
そんな想い出にしがみついて
・・・
そうかも知れない
でもひとりくらい
そんな人間がこの町の片隅で生きていてもいい
そう思う寒さの厳しい冬
心がおぼろになる。
朝寒が 陽高くなりて 崩れ散る
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