灌木の百日紅

盛夏。
空が今日も暑いぞ・・・そう言って、蝉がギャ・・鳴いている。
数少ない森から仏法僧の鳴き声が、これらの自然の声にいったいどれだけの人が関心を持って耳を傾けているのだろう。
この病んだご都合主義のなかで夢とか希望とか人を含めて物を大切にして、
子供やお年寄りに優しい世の中になって欲しいそう思いながら誰も関心を示さず、
無関心を装う私たち。
大切にしたいこの周りを、
なぜなら私の存在を作ってくれる人たちだから。

百日紅

夏
なら私
そう言って咲き始めた潅木の花
百日紅
余り人気ないよ
フアン少ないし
なぜ
知らない
鮮やかなのに
あなたはこの花少ない夏に出会う　
大人少女かな
・・・
素敵
そうじゃない
表情の豊かさかな
一度咲いた枝先から
再び芽出して花を咲かせる百日紅
保ち続ける永久の美
その花姿

いま夏のなかで一際美しい。