今日はクリスマスイブ、
たしかにキリストの生誕を祝うキリスト教の行事。
何で無神教の日本人が騒ぐのか・・・そう言ってしまえばそれまでだけど、
やはり恵まれないすべてのものに対し、人として優しさと思いやりでいま何が出来るかを、
このイブに改めて考えたい。
例えば、虐待される子供のこと、安易に捨てられる動物のこと、
あるいは破壊される自然や環境のことなど・・・
いま、何がこの我々にとって何が不足して . . . 本文を読む
愛、
この癒される言葉の中に含まれる響きにホットするのは何も人ばかりじゃない、
愛がすべてのものに癒しを齎し、時の中にひと息いれるある意味でのティタイム。
親から子供に、老いた人に、病んでいる人に、恵まれない人などに心で話しかけ手を差し延べる人の愛、また失われ滅び行く自然界に対する愛など、
形こそ違うけれど人の心に存在するnucleusの愛。
でも、宗教家教える神の愛で人は生きられないし命は救わ . . . 本文を読む
恋。
好きになる、それは新刊本の一ページをめくる感動に似ている。
初めて目にする内容に対してのわくわくと時めき、好きになったらどうしようという困惑、
不安が交差し、出会う前から心が葛藤する。
欲望を刺激してくるこの誘惑こそ人の求める本能であり、恋・・・
恋に形があるのか・・・あるさ、それは対でひとつというのが恋の形。
波長
なかなか叶う人に会えない人の恋
長い時をかけてもめぐり合わないか . . . 本文を読む
寒い朝である、
太陽は東の地平にあって千切れて飛んで来た雪雲を赤く染め葛藤している。
・・・
寒いけれど雪を降らすまで行かないか・・・
この明るくなった空の下で山茶花の花びらが霜枯れの表情を見せている。
花も寒いのかな・・・
うつろな哀しい色彩に見えるのは私の錯覚だろうか、
こぼれる息が白くみえる。
・・・
これじゃ寒いはずだ。
山茶花
花の少ないこの時期に在って
素焼きの一輪
山茶花
一夜 . . . 本文を読む
流れ、
雲が北から風の激流に乗って流れ込んで来る。
濁流は氷原を破壊し、氷山を作りながら空に次から次へと浮かべていく、
冷めた冷たいブルー・・・その広がりの下は淀み、冷え込みが温もりと動きを奪う。
沈殿、沈滞、停止・・・
澱んだ海底に広がる冬景色、風が流れる度にさらに寒さが沈殿していく。
冬空
何と表現したらいいのだろうこの空
この青
この雲
千切って貼り絵にした空
乾いた空気
ハートのない . . . 本文を読む