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太陽は東の地平にあって千切れて飛んで来た雪雲を赤く染め葛藤している。
・・・
寒いけれど雪を降らすまで行かないか・・・
この明るくなった空の下で山茶花の花びらが霜枯れの表情を見せている。
花も寒いのかな・・・
うつろな哀しい色彩に見えるのは私の錯覚だろうか、
こぼれる息が白くみえる。
・・・
これじゃ寒いはずだ。
山茶花
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花の少ないこの時期に在って
素焼きの一輪
山茶花
一夜の恋に燃えて
悲恋の喜びの涙を落とすように
舞い落ちた花びら
直ぐに褪せることのない花びら
添う花の残骸
哀れ
哀しい
花の性
・・・
どうとるかはその人の感性
美は儚く
ある意味で残酷
山茶花
・・・
あなたは一枚のスケッチ
例え今宵一夜で恋が終わっても
輪廻転生しながら
次の冬にいつもの花を咲かせる。
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