短いな・・・雨で散らされ、鳥の啄ばみで散らされる桜も、
今はもう葉桜
花びら舞う雨後、
この4月と言う月は目まぐるしく変わるというか、案外晴れの日は長く持たない、
昨日は朝から雫となって落ちていた雨が、夕方にはバケツをひっくり返したような降りで、
ずぶ濡れになって古い電気ストーブで乾かした小一時間、
桜はこの激しい降りに耐え切れなかったのか、今朝は花びらが随分散らばって、
雨水が流れた細い溝には . . . 本文を読む
目覚めるといつもの明るさがない
パラ・・
私の胸ぐらを掴むような
一日か?
朝のひと時、
いつもなら晴れていれば今頃ザックを背負い、車中のなかで辺りを見渡しながら、今から向う山に、思いと言うか今日はどのコースを歩こうか考えているのだが・・・今日はあいにく雨模様、そうは言っても未だ降ってはいない。
朝、愛犬と連れて外に出たときには、風は強く、ぶち当たってくる感じで、おまけに濡れて重い、冷たい感じが . . . 本文を読む
&とが齎す
・・・
そろそろ芽吹きの季節。
芽吹き、
4月は落葉樹の新芽が育つ季節、
森の樹木に太陽は目覚めの光を注ぎ、陽射しは優しく抱きしめながら揺り起こし、
雨は間隔をおいて大地に潤いを与え、新芽の硬い表情を和らげて行く。
この4月になって十分すぎるくらいのミルクを飲んで要るはずなのに未だ足りないのか、
ミルクを欲しがる樹木、
雨は短い周期で訪れてはミルクを与え、新芽は順調に育って、
小さな . . . 本文を読む
空にの前兆が出始めた、
ソメイは散り、1本だけ残る枝垂れが、
美しいピンクの花を咲かせている
いい顔
花冷えかな、
口に含んだ氷が融けて感じるのはいつもの爽やかさでなく、暖かさのなかで感じる冷ややかさでなく、これ、少し冷たいかな・・・そう思う風。
風は至る所に当たり、温めた温もりを有無も言わさずに奪い、
思わず、寒いな・・・そう呟いていた昨夜の風。
その風も今日は止んで、少しひんやりとした表情 . . . 本文を読む