去らないひと
夏が終わり季節は秋
秋か・・・
その想いはなくみる周りは夏彩で
閉じられた秋の隙間からこぼれる日差しが
showerとなって降り
心変わりを躊躇わせる
去らない夏
唯一の救いが秋の美味しい果実。
去らない夏
季節は秋、そのなかでその移行を妨げる夏の居座り。
「秋か」そう思うのは夏蝉の去りと時折木陰で感じる爽やかな風と秋の美味しい果実。
. . . 本文を読む
町の移ろい
街に住むとみえる秋の訪れは遅く
至る所でかくれんぼしながら
北からの雨をいまか・・と待って街の秋
その待ちは長く
居座る残夏に弄ばれながらも
蝉は秋蝉に代わり
白露の下りる草のなかでの虫の声を聞き
吹く風に爽やかさを拾い
咲く野花たちから知る町の秋。
町の秋
秋は北の大地から、高い峰々から降りてくる秋、その秋も長く町に住んでいると知る機会は遅く限られる反面、先に秋の訪れを告げ . . . 本文を読む
期待
秋に咲く花の花言葉をchoiceして
私を当てはめ
花をみるのも楽しいが
時には色気を出し
カサブランカの花を当てても
私には合わないな・・・
いつも咲を期待するタマスダレの
花言葉で
秋からの便りを待ついまの私。
タマスダレの花言葉
春のimageもあるが夏の終りから咲く花で、付けられた花言葉は多く、そのなかで私に当てはまり好きな言葉が「期待と便りがある」のがこの二つ。
. . . 本文を読む
待つひと
もう直ぐ九月も半ば
九月と言えば私が待つのがあのひと
夜長で生まれる白露
一粒・・と地に落ち暑さを和らげ
秋雨が一雨・・ごとに愛を与え
目覚め地表で微笑んで
そのひとが私の待つ待ち人。
私の待ち人
九月、夏彩を齧るようにして秋のpieceを埋めていくなかで、私が待つのが野を染めるように咲く彼岸花微笑み、その花が私の待つ待ち人。
. . . 本文を読む
移ろう
夏蝉から秋蝉のchangeに耳を傾け
吹く風から秋の走りを知り
夏彩のなかで秋のひと花を見つけ
秋だ
無邪気に戯れながら
秋蝉に耳を傾け
爽やかな風のshowerで暑さを冷まし
花の恋文で心をときめかせ
移ろうなかでの秋の訪れ。
夏から秋
九月になり蝉は秋蝉に代わり、吹く風に爽やかさを感じ、秋を告げる花が移ろう九月。
. . . 本文を読む