六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

赤い青春18きっぷ 2016夏 四国購入作戦

2016-07-04 |  出撃 at 四国地方
 またまた青春18きっぷの発売時期がやって来ました。
 この夏は15日分、つまり3枚必要になりますが、現在のところ未購入駅は九頭竜湖・黒井・坂越・板野・引田・高瀬・伊予市の7駅なので、この中から選ぶことになるのですが、今回は1日と2日の午前が仕事で買いにいけないため、2日午後から出掛けられる様にプランを考えると、東四国の3駅で購入するのが無難と考え、日曜日なので四国再発見早特きっぷが使えるため、2日(土)の午後に出発することに。
 高徳線内に2駅あることから、徳島を早朝に出発して購入したら、高松に出て昼前には高瀬駅で購入できる目論見、万一高瀬駅で売り切れの場合は直ぐに折り返して徳島県内の既購入駅である佐古や南小松島などで買うというプランを立てます。

 .南海フェリーを使えば難波→徳島港が2,000円
 前回の2015年2月訪問時は、神戸港からジャンボフェリーで高松へ渡り、平日だったので普通乗車券で佐古・石井・鴨島と攻めて、徳島港から和歌山まで航路を使ったのですが、今回は逆ルートを採ります。
 2日は徳島で滞泊のため、駅のみどりの窓口が開いている間に着けばよいのですが、翌朝早いので、あまり遅く着いても寝る時間が無いので、和歌山港16時台の船で渡ります。

 ということで、やって来ました南海なんば駅。南海電車に乗るのは久しぶりで、前乗ったのが確か7000系の復刻塗装車両の撮影時なので1年近くぶりです。

 仕事を終えて自宅に戻って慌ただしく荷物の用意をして出てきたので、少々疲れ気味、ここは特急券を奮発してサザンの指定席車に乗ります。

 和歌山港まで直通しないため、1駅手前の和歌山市で普通に乗り換え。2扉車の2200系が待って居ました。

 たった1駅で終点の和歌山港に到着。ここで南海フェリーに乗り換えます。

 南海沿線主要駅~徳島港間には「好きっぷ」というのが売られていて、大阪難波~徳島港を僅か2,000円で移動できます。南海線の駅で買うと一般の乗車券タイプで出てきます。前回徳島港FTで買った時は定期券サイズでしたが。

 和歌山は雲っていましたが、沖に出ると晴れてきました、風が少し強かったので、少々船が揺れましたが、大した程ではなく順調に進みます。

 5分程度遅れて徳島港に到着、ここから徳島市営バスに乗り換えて徳島駅までは約20分、210円で行けます。

 19:05 徳島駅に着きました。1年5ヶ月ぶりです。
 まずは今日の命題である、明日使用分の早特きっぷを買いにみどりの窓口へ向かいます。

 こちらは4年ぶりに購入の四国再発見早トクきっぷ。明日は千円札を多く使うため、C制で購入します。

 .いよいよ作戦の日
 7/3(日) 発売開始から3日目の朝、気持ちのいい晴れの天気で迎えます。
 高徳線の板野・引田共に駅の窓口が開くのは7時からですが、万一に備えて早目に徳島を出ます。
 朝5時半、朝一の上り特急〔うずしお2号〕が先に出ます。左側が徳島5:52発の高松行き普通列車。これに乗ります。

 さすが7月頭だと西日本でも6時でこんなに日が高くなっています。静かな日曜の朝を轟音を立てて吉野川の鉄橋を渡ります。

 6:18 徳島から25分程で最初の購入駅の板野に到着、同じ列車にこの駅の駅務を行うおば・・いや女性も同乗していて、準備作業を行う間40分程待って1枚目を購入。
 私以外には滋賀県まで行くという尼さんと、パークライド券を買いに来たオッサンの2人だけで、18きっぷを買う人の姿もなく静かな日曜の朝の風景が展開していました。

 7:24 板野から次の引田へ向かいます。確かキハ40系で運用のはずの316Dですが、1200型2両で来ました。運用変更でもあったのか、今日だけ代走なのかちょっと気になるところです。

 県境の大坂峠を越えると香川県側は快晴で青い海が眼下に広がります。

 7:44 引田に到着。停車時間は3分ですが、ホーム最前の橋を渡って反対側のホームにある駅舎まで行くだけで2分掛かるのと、次の列車に乗っても結局高瀬到着は同じなので無理をせずに降ります。

 引田駅で2枚目を購入。私以外には誰もいません。駅前を国道が走ってますが、コンビニも無く、喫茶店も閉まっています。
 そのまま3番線に停まっていた4320Dに乗ります。

 1200型の特等席に座って、前方の景色を堪能しながら高松へ向かいますが、途中の志度から混んできて前は見えなくなりました。

 高松に到着してきっぷ売場に行ってみると、常備券完売の張り紙が。
 初日の午前中で売り切れたそうな。

 高松からは快速〔サンポート〕で高瀬へ向かいます、写真の電車ではなく手前のホームに青帯の電車が入ってきて、それに乗車。反対側のボックスには関東訛り?の2人組みが「あれ、サンライズが車庫に居ない。とか、端岡でダッシュで買えるかな?」などと話してたので、18きっぷ購入者に間違いありません。
 彼らは端岡で下車、でも片方がデブだからか、ダッシュはせずに歩いて階段を上り下りしてました。

 そのサンライズとは坂出ですれ違いました。回送表示だったので、琴平まで延長運転した帰りと思われます。

 乗客も半分以下になって快調に海岸寺の海辺を飛ばします。
 すると、多度津から乗ってきた40前後の男性客が、カバンから封筒を取り出したと思ったら、封筒の中から札束を取り出して中身を確認し始めています。まさか人間のクズ:転売業者か?
 しかし心配も杞憂に終わり、その男は次の詫間で降りていきました。やれやれ。

 11:00 高瀬で下車し無事に3枚目を購入。高松で売り切れだったので、高瀬も厳しいかと思いきや、数十枚の束で残っていました。ここでようやく私の後ろに50代ぐらいの多分同趣味者のおっさんが18きっぷを1枚購入して、「あと何枚残ってんの? あっ、その束やと100枚ぐらいある? いやぁ京都で全然買えんかったから・・・」などと窓口の女性に絡んでました。

 これにてミッション・コンプリート!

 .お ま け
 全て予定通りに進んで午前中に済んでしまったのでこのあとどうするか?
 帰りの電車まで30分もあります。

 駅を出て3分程歩いた所に公民館&図書館があり、行ってみると、公民館の1階に何やら懐かしい雰囲気を醸し出す物体を発見!
 キロ28のシートでしょうか? ちゃんとリクライニングもするので、フル・リクライニングの状態で撮影。もちろん撮影後は元の位置に戻しておきました。

 高松に戻ると121系を改造した7200型がおりました。
 見た目は綺麗ですが、中身は121系のワンマン改造車よろしく千鳥ロングシート配置のサービスダウン仕様です。

 時間があるので、高松12:53発の徳島行きに乗り、徳島まで戻って来ました。このあと1時間後の高松行きにまた乗ろかな?

 時間もあるので改札を出て地下へ下りると、抹茶フロートなる物のPOPに目を奪われロッテリアへ。そして女学生たちがたむろしてる席の中へ座ろうとする危ないオジさんが1名(そうです私が変なオジさんです)。ホームは熱い気動車天国、冷房の効いた店の中は女学生天国ということで、徳島へ来て良かった!
 いや、これも全てネタのためですよ、ネ・タ・の(笑)

 というわけで、今回も青春18きっぷを買うためにわざわざ遠征する任務が無事終わりました。これで未購入駅は、 西日本 では九頭竜湖・黒井・坂越と、 四国 の伊予市の合計4駅を残すのみとなりました。来春には全駅達成したいところですが、嫌な噂もあるので、はたしてどうなるか?
 さて、このきっぷでこの夏は何処へ出掛けようかな? 
コメント
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