PCが壊れる?
最近は正月前後の乗り潰しに関する記事ばかりを書いていた関係で、その他の記事がほとんど無かったのですが、実は年末にPCを更改したので、その記事を今回は書くことにします。
9月下旬に病院を退院してから1カ月近い自宅療養をしていましたが、自分で歩くリハビリをする以外はすることが無いので、いきおいPCの前に座ってネット番組などを見る生活になっていましたが、その生活が終わりを迎えた10月下旬にPCに異変が現れました。
この日は朝から虎ノ門ニュース(翌月後半で番組終了)を見ていると、時折"ピーッ"っという音がするので、何か動画上の問題かなと思っていました。しかし、別の日の夜に他の番組を見ている時にも起こったので、動画視聴を止めてしばらく置いていると、やはり”ピーッ”っと音がします、そしてその間隔が短くなってきたので、どうもこれは自分のPCから出てる警告音だと分かりました。PC自体が警告音を出してるとなると、原因は何だ?と思っていたら、
ある日遂に青い画面が出てきて再起動が掛かってきました。
その後も勝手に再起動が掛かって普通に立ち上がってきたり、またこの青い画面になったりして、いよいよPCがダメになったなと感じましたが、さてどうすればよいか対応に迫られてくることになりました。
そしてついにPC自体が立ち上がらなくなる状態も発生、これはブート不良?マザボが逝ったか?
何度か根気よく再起動していると立ち上がったので、まずは消えると困るCドライブ内の必要情報を退避させます。
そして原因追及の開始。
起動できていてもPCが勝手に止まるのは、何か大きな負荷に耐えられなくなっていると考え、CPU・メモリ・HDD・マザーボード等切り分けます。タスクマネージャーを動かしてみるとCドライブがほぼ常に100%ビジー状態が続いている事が判明、その他の部品は大丈夫そうです。特にCドライブは静かにして聞いていると何かカチカチ音がして、シークエラーを起こしているようで、これはいつ読み込めなくなってもおかしくない状態かも知れません。OSが立ち上がらなくなっていたのは、Cドライブからうまく読み込めずにブート不良を起こしていたようで、マザボ側の故障ではないようです。
それもそのはず、4年前に作ったPCですが、実は搭載しているC・DドライブのHDDは共に8年前に購入して取り付けていた前作のPCから移設した物なので、もう寿命が来てしまったんだろなということで、HDD2台とも取替えが必要となりました。
ボードごと交換へ
2018年に自作したPCで、CPUはAMD社のRyzen5 2400Gを載せていますが、マザーボードも当時の最新のB450規格でしたが、今となってはそれなりに古いので、メモリも含めて全取っ換えすることにしました。残すのはケースと電源だけになりました。
3年ぶりかにケースを開けました、前回ケースを開けたのは、SSD(写真ではねじを外した状態)を追加した時以来ですから、かなりのホコリを被っていました。これでも比較的風通しは良くなった方なので、以前のPCだともっとホコリまみれになっていました。
ケースからボードを外す前に、まず別付ボードになっているHDDのへの配線を外し、それ以外の配線も全部外します。それからCPUやメモリが載ったままでマザーボードを外します。
HDDはC・Dドライブどちらも1TBで、動画などのファイルはNASに入れているので、PC内のHDDはあまり容量を必要としなくなりました。せいぜい1TBもあれば良いでしょう。
新しいマザボはB550対応の物として、1万円以下の低価格帯のは避けて、1~2万円の中間レベルの価格帯から選ぶことにします。
その中で安定した評価のあるAsrock製を今回は買う事にしました。人気があるのか、結構メジャーなPCショップサイトでは売り切れ・入荷待ちになっている事が多かったので、大須のツクモまで行って、店頭に置いてあったのをゲット、ネット価格よりは千円ほど高かったですが、まぁ許容範囲内というところでしょうか。
箱を開封~
この瞬間がたまりませんね、楽しみというか、マニュアル類はほとんど英語と中国語なので、これで動かなかったらどうしようという不安感もあります。
袋から取り出したマザボ。
美しいですね。これから何年も使っていくと、またホコリまみれになるのかな?
肝心のCPUですが、せっかくなので8コア16スレッドの「Ryzen7シリーズ」の中から前回同様にビデオカードが不要のGモデルである5700Gをチョイスしました。
値段が毎日のように上がったり下がったりしてますが、最終的にはドスパラで購入しました。
CPU・メモリと新しく購入したSSDと前のボードから外したSSDを取り付けた状態。
SSDは動画の一時作業用としてEドライブを設定した1TBの物がついていましたが、今回はOSのCドライブもSSDにしてしまうので、もう1枚買って、2枚を取り付けています。このマザボはマルチSSDアダプターなしで2枚まで付けられるのも魅力です。最近のマザボは割と2枚対応の物が増えてきています。
こちらに新旧の部品比較表を作ってみました。
何だかんだで結局どちらも7万円近く掛かっています、改造前はCPUが安かったのですが、OSを正規で買っていたり、HDD以外の部品は全て1からの制作なので、ケースや電源も含めて7万円、一方更改に際してはCPUが倍の値段する上に、マザボ・メモリ・SSDとほぼ一式買ったので、同じぐらい掛かりました。これでOSを別で買ってたら8万5千円は掛かったでしょう。
なおPCの名称ですが、ケースが同じ場合は名前はそのまま引き継ぐので、「ながら4号改」となりました。
OSのインストールで難儀する
さてマザボに部品を取り付けて、HDDが無いのでとてもスッキリした配線で気分よく組み上げたのですが、最終関門のOSのインストールが待っています。Winndows10のUSB版を持ってましたので、電源を入れてUSB端子に差し込んでインストールスタート!
写真は少しピンボケしてますが、新しいデバイスを認識しています。F8キー連打でBIOSの画面に入って確認すると2台のSSDもちゃんと認識しています。
しかし残念ながらWindowsのOSがうまくインストールができません。どうもSSDに直接落とし込みができないようです。困った!
つづきは次回に書きます。
最近は正月前後の乗り潰しに関する記事ばかりを書いていた関係で、その他の記事がほとんど無かったのですが、実は年末にPCを更改したので、その記事を今回は書くことにします。
9月下旬に病院を退院してから1カ月近い自宅療養をしていましたが、自分で歩くリハビリをする以外はすることが無いので、いきおいPCの前に座ってネット番組などを見る生活になっていましたが、その生活が終わりを迎えた10月下旬にPCに異変が現れました。
この日は朝から虎ノ門ニュース(翌月後半で番組終了)を見ていると、時折"ピーッ"っという音がするので、何か動画上の問題かなと思っていました。しかし、別の日の夜に他の番組を見ている時にも起こったので、動画視聴を止めてしばらく置いていると、やはり”ピーッ”っと音がします、そしてその間隔が短くなってきたので、どうもこれは自分のPCから出てる警告音だと分かりました。PC自体が警告音を出してるとなると、原因は何だ?と思っていたら、
ある日遂に青い画面が出てきて再起動が掛かってきました。
その後も勝手に再起動が掛かって普通に立ち上がってきたり、またこの青い画面になったりして、いよいよPCがダメになったなと感じましたが、さてどうすればよいか対応に迫られてくることになりました。
そしてついにPC自体が立ち上がらなくなる状態も発生、これはブート不良?マザボが逝ったか?
何度か根気よく再起動していると立ち上がったので、まずは消えると困るCドライブ内の必要情報を退避させます。
そして原因追及の開始。
起動できていてもPCが勝手に止まるのは、何か大きな負荷に耐えられなくなっていると考え、CPU・メモリ・HDD・マザーボード等切り分けます。タスクマネージャーを動かしてみるとCドライブがほぼ常に100%ビジー状態が続いている事が判明、その他の部品は大丈夫そうです。特にCドライブは静かにして聞いていると何かカチカチ音がして、シークエラーを起こしているようで、これはいつ読み込めなくなってもおかしくない状態かも知れません。OSが立ち上がらなくなっていたのは、Cドライブからうまく読み込めずにブート不良を起こしていたようで、マザボ側の故障ではないようです。
それもそのはず、4年前に作ったPCですが、実は搭載しているC・DドライブのHDDは共に8年前に購入して取り付けていた前作のPCから移設した物なので、もう寿命が来てしまったんだろなということで、HDD2台とも取替えが必要となりました。
ボードごと交換へ
2018年に自作したPCで、CPUはAMD社のRyzen5 2400Gを載せていますが、マザーボードも当時の最新のB450規格でしたが、今となってはそれなりに古いので、メモリも含めて全取っ換えすることにしました。残すのはケースと電源だけになりました。
3年ぶりかにケースを開けました、前回ケースを開けたのは、SSD(写真ではねじを外した状態)を追加した時以来ですから、かなりのホコリを被っていました。これでも比較的風通しは良くなった方なので、以前のPCだともっとホコリまみれになっていました。
ケースからボードを外す前に、まず別付ボードになっているHDDのへの配線を外し、それ以外の配線も全部外します。それからCPUやメモリが載ったままでマザーボードを外します。
HDDはC・Dドライブどちらも1TBで、動画などのファイルはNASに入れているので、PC内のHDDはあまり容量を必要としなくなりました。せいぜい1TBもあれば良いでしょう。
新しいマザボはB550対応の物として、1万円以下の低価格帯のは避けて、1~2万円の中間レベルの価格帯から選ぶことにします。
その中で安定した評価のあるAsrock製を今回は買う事にしました。人気があるのか、結構メジャーなPCショップサイトでは売り切れ・入荷待ちになっている事が多かったので、大須のツクモまで行って、店頭に置いてあったのをゲット、ネット価格よりは千円ほど高かったですが、まぁ許容範囲内というところでしょうか。
箱を開封~
この瞬間がたまりませんね、楽しみというか、マニュアル類はほとんど英語と中国語なので、これで動かなかったらどうしようという不安感もあります。
袋から取り出したマザボ。
美しいですね。これから何年も使っていくと、またホコリまみれになるのかな?
肝心のCPUですが、せっかくなので8コア16スレッドの「Ryzen7シリーズ」の中から前回同様にビデオカードが不要のGモデルである5700Gをチョイスしました。
値段が毎日のように上がったり下がったりしてますが、最終的にはドスパラで購入しました。
CPU・メモリと新しく購入したSSDと前のボードから外したSSDを取り付けた状態。
SSDは動画の一時作業用としてEドライブを設定した1TBの物がついていましたが、今回はOSのCドライブもSSDにしてしまうので、もう1枚買って、2枚を取り付けています。このマザボはマルチSSDアダプターなしで2枚まで付けられるのも魅力です。最近のマザボは割と2枚対応の物が増えてきています。
こちらに新旧の部品比較表を作ってみました。
何だかんだで結局どちらも7万円近く掛かっています、改造前はCPUが安かったのですが、OSを正規で買っていたり、HDD以外の部品は全て1からの制作なので、ケースや電源も含めて7万円、一方更改に際してはCPUが倍の値段する上に、マザボ・メモリ・SSDとほぼ一式買ったので、同じぐらい掛かりました。これでOSを別で買ってたら8万5千円は掛かったでしょう。
なおPCの名称ですが、ケースが同じ場合は名前はそのまま引き継ぐので、「ながら4号改」となりました。
OSのインストールで難儀する
さてマザボに部品を取り付けて、HDDが無いのでとてもスッキリした配線で気分よく組み上げたのですが、最終関門のOSのインストールが待っています。Winndows10のUSB版を持ってましたので、電源を入れてUSB端子に差し込んでインストールスタート!
写真は少しピンボケしてますが、新しいデバイスを認識しています。F8キー連打でBIOSの画面に入って確認すると2台のSSDもちゃんと認識しています。
しかし残念ながらWindowsのOSがうまくインストールができません。どうもSSDに直接落とし込みができないようです。困った!
つづきは次回に書きます。