,北陸地方へ行く
3月に入っていよいよ旅行シーズン到来ということて、PCの修理で2月は休みが飛んだ分、羽を伸ばしてと行きたいところですが、湯水の如くお金を散財できるような裕福な人間ではないので、基本的に青春18きっぷを絡めた旅になることが多いです。
そんや中で、今年の正月に起きた能登の震災の復興応援ということで、北陸地区のフリーきっぷが一部安くなっているので、この値引き期間を利用して北陸地方へ出掛けることにしました。くしくも一週間後には北陸新幹線の敦賀開業で、大きく交通体系が変化するだけに、それに伴って見られなくなる風景をこの目に焼き付けるべく、のんびり乗り鉄旅を兼ねたプランニングとします。
乗車に使う切符ですが、通常なら青春18きっぷを使うところ、今回は格安な切符が出ているのでそちらを使います。
敦賀-金沢までのJR線の他に金沢-直江津までの第三セクター区間3社線全てが乗れる『北陸おでかけtabiwaパス』がダイヤ改正前日までの期間限定で2,900円→980円の復興応援大出血サービス。これを使わない手はありません。
ということで、予約の類が好きじゃない私ですが、前売りでしか買えないので、前日の晩にWesterのサイトに入って購入します。
写真中央のようにクレジットの認証が取れると、写真右のように『利用前』の商品欄に表示されます。
ちなみに行程は全て普通列車で、
名古屋610→728米原747→757長浜800→825近江塩津832→845敦賀847→948福井1022→1144金沢1206→1405泊1456→1632直江津
と検索で出てきたのですが、このプランだと、長浜・近江塩津・敦賀での乗り継ぎ時間が短くて、最悪福井まで座れない可能性があります。
.激混みの各列車
いよいよ3/9(土)早朝から北陸本線の敦賀まで行くのですが、名古屋から敦賀までは普通乗車券で2,310円なので、普通に切符を買うことにしたのですが、嫌な予感がしたので一旦豊橋方へ2駅の金山に行って、そこから米原行きに乗ることにしました。名古屋駅で並んでいても座れないと踏んだのです。
青春18きっぷなら折返し乗車は自由なのですが、普通乗車券だとそうはいかないので、金山駅で降りて切符を買い直します。
予感は見事に的中して、岡崎発の朝1番電車なのですが、4両編成の311系はラッシュ並みの混雑。名古屋まで2駅立って、名古屋で降りる客の代わりで席が空くのを見計らって着座。名古屋駅で並んでたら米原まで立ちっぱなしになるところでした。
米原では19分の接続で新快速長浜行きがありましたが、4両編成の列車はすでに立ち客がかなりいる状態。この乗客が長浜から先は短い2両編成に乗り換えるのだから、お先真っ暗なのが容易に想像できます。
そこで予定を変更して、福井到着が1時間遅れますが、米原発8時台の電車にしました。この米原8時の敦賀行きだと敦賀での乗り継ぎが50分近く開くのですが、確実に座れるのです。
敦賀での50分近い待ち時間の間に、下りの特急が2本、先に発車していきました。
敦賀以北でサンダーバードやしらさぎの発車表示を見られるのもあと僅か。
しかし敦賀での発車間際に、大阪方面からの新快速が着いて、どっと車内に乗客がなだれ込みます。一気に車内は大混雑。いやぁこれで福井まで立ちっぱなしとかご苦労さんだなw
敦賀からはデジタルチケットになるので、『利用開始』にします。1月にJR四国のデジタルチケットを使った時は、駅の自動改札機でQRコードを通す必要がありましたが、こちらは改札機にかざす事無く利用開始ができるので、一旦改札を出なくてもよかったのですが、50分近くも時間があったので、改札の外に出て、新幹線の開業が迫った駅の雰囲気を楽しみました。
.サンダーバードにお別れ乗車
敦賀953発の普通に乗って、福井に11時前に着いたのですが、1時間遅らせているので、このままの時刻で普通で乗り継ぐと金沢以東への到着が遅くなってしまうのと、福井から先が2両編成なので、満員の4両分の客がかなり乗り続けそうな感じがしたので、ここは特急を使うことにしました。青春18きっぷとは違って、北陸おでかけtabiwaパスは特急券を買うだけで特急に乗れるのがアドバンテージであります。
実は敦賀→福井で乗っても、福井→金沢で乗っても特急券は1,200円と同額なのですが、距離が20km程度差があり、同じ料金なら福井→金沢で乗った方が断然お得なので、この区間で特急に乗る事にしました。
名古屋発のしらさぎはかなり混んでいた上に、大混雑の福井駅でのきっぷ購入に行列ができていて時間が掛かってしまい、しらさぎは見送り。次にやって来たサンダーバードは福井で3分の1程が降車したので、幸運にも窓側の席が3か所空いて、すかさず着座。金沢までのお別れ乗車を楽しみます。
去年は敦賀から武生まで乗った時に学習したので、福井でなら幾分降りると踏んでいたのですが、見事に当たりました。
.金沢以東も混雑は続く
金沢に11:58到着し、丁度最初の予定にあった12:06発の泊行きの普通があるのでそれに乗ります。写真の左側が福井から乗ってきたサンダーバードで、8分の乗り換え時間で混雑する階段を降りで上がってくるので大変。
この電車もかなり混んでいて、サンダーバードからの乗り継ぎ時間では座れず、2駅先の森本まで立ちます。さらに津幡で右側窓際の席が空いたのですかさずそちらへ移動して、あとは泊まで楽勝です。
朝4時起きだったので、かなり眠たくて爆睡です。半自動ドアなので乗降が無いとドアは開かないので、車内はとてもポカポカ。幸せな空間が広がりますが、立ってる人には気の毒です。
倶利伽羅峠を超えて富山県に入っていますが、ドア回りだけでなく、通路までいっぱいの立ち客で混雑しています。石動からは富山県内の移動客が乗ってくるのですが、乗り残しが出そうな状況で乗降遅延が発生。
なんでこんなにも各列車混雑してるんだ? 廃止や区間短縮になる特急列車の名残惜し乗車で金沢以南が混雑するのは分かるけど、関係ない一般の普通列車までこうも混むのはどうしたものかと。
富山を過ぎてようやく少しずつ席が空いてきて、電車区間の終点である泊に着きます。
泊に14:05に到着
ここから先はえちごトキめき鉄道の気動車に乗り継ぐのですが、50分程度の時間があるので駅前に出て、北側にあるドラッグストアで食料などを買い込んで駅に戻ります。
一応跨線橋には青春18きっぷや新潟県側ではICカードは使えない注意書きが掲げられていますが、2社の普通列車どうしが同一ホーム上で乗り継げるように接続するので、ここの跨線橋を渡る乗客は多くないでしょう。
14:45 直江津からの普通列車が到着し、40人近い客がどっと降りてきます。
かなりの乗客が乗っていて、富山からの到着列車の乗車位置に並びます。
8分後に富山方面からの接続列車が到着し、乗り換え客がどっと流れ込んできて、1両の車内は一気に満員になりました。泊駅で50分近い待ち時間でしたが、1本前の電車に乗ってきた事がここで活きました。
やはり980円の格安セールのおかげなのでしょうか、それでも別の要因でもあるのか分かりませんが、途中の糸魚川で半分が降りていき、この人らは大糸線・中央東線経由で関東方面へ向かうのかな?という感じでした。
ほとんど雪景色がなかったのですが、長いトンネルを抜けて有間川にきて急に雪景色になりました。
谷浜までくると間近に日本海が広がります。
滑川付近でも遠くに見えますが、やはり谷浜や柿崎ー鯨波界隈の近距離で見る日本海の景色は何年ぶり?かで見る景色なので、やっぱりいいですね。
16:32 直江津に到着。ここの区間はJR西日本時代の2015年3月に乗って以来、第三セクター化してからは初めての乗車になります。えちごトキめき鉄道は長野から直江津経由で新潟方面に何度か妙高はねうまラインは乗りますが、日本海側ルートは新幹線開業後は1度も乗っていませんでした。それほど普段は乗りにくくなった環境の場所です。
気動車から降りたのは20人ちょっとで、接続する妙高はねうまラインや信越線の長岡方面の列車も空いていて、普段の週末のような風景が展開していて、ようやく日常に戻った感じです。
.直江津でとんぼ返り
半日がかりで直江津に到着しましたが、今回の旅の目的は北陸本線の風景の記録なので、直江津から折り返して金沢方面に戻ります。
船のような外観の直江津駅の駅舎の外に出たのも久しぶりです。そして、画面左下に写っているあの場所に寄ります。
寄ったのは駅そば店の直江津庵。
直江津名物のもずくそばをいただきます。スーパーで売ってる三杯酢の沖縄産もずくカップはよく食べたりするのですが、こちらは上越名物の日本海産の上物で、食べると磯の香りがぱっと広がります。480円のプチしあわせ。
もずくそばも食べたことだし、駅構内に戻ります。
直江津での折り返しだと、到着15分後の16:47発があるのですが、糸魚川止まりなので、乗っても富山方面に抜けられないので、1本後の列車にします。この17時台の列車は終端式ホームの1番線に到着せずに、2番線に入ってきました。
それは、この駅で増結作業をするからです。
糸魚川からの到着列車(青色)の富山寄りに車庫から出てきた車両を連結して2両編成にします。夕方17:36発の泊行きとなるので、ちょうど高校生の下校輸送のピークなので、休日ダイヤでも2両確保しているのでしょうか。
再びひすいラインの列車に乗って、泊方向へ戻ります。
ちょうど夕暮れの日本海を拝むことができました。次にこの景色を見られるのはいつの日になるやら。
19:52 泊から再びとやま鉄道の金沢行きに乗って、富山で下車します。
前回2021年夏に富山に来たときは富山駅では乗り継ぎしただけですが、今回は改札外へ出ます。
富山駅の改札外に出たのは駅弁が買えるかなと思ったのですが、やはりこの時間では置いていませんでした。
また駅内の飲食店も営業時間が20時半までで終わるので、それ以降もやってるのはラーメン屋か飲み屋ぐらいと、意外とお店に苦労する状況だったので、駅に戻って40分後の金沢行き電車に乗りました。
どっと疲れも出てきたので、結局この日は金沢市内の滞泊場所近くの吉野家で済ませることに。
今回の北陸おでかけtabiwaパス980円分を、敦賀から直江津まで正規の乗車券で乗ると6,210円かかるのですが、さらに直江津で折り返して金沢まで乗って3,800円と、合わせて10,010円分乗車したことになり、驚愕のおトク旅となりました。
明日3/10はいよいよ金沢駅のサンダーバードとお別れです。(次の記事に続きます)
3月に入っていよいよ旅行シーズン到来ということて、PCの修理で2月は休みが飛んだ分、羽を伸ばしてと行きたいところですが、湯水の如くお金を散財できるような裕福な人間ではないので、基本的に青春18きっぷを絡めた旅になることが多いです。
そんや中で、今年の正月に起きた能登の震災の復興応援ということで、北陸地区のフリーきっぷが一部安くなっているので、この値引き期間を利用して北陸地方へ出掛けることにしました。くしくも一週間後には北陸新幹線の敦賀開業で、大きく交通体系が変化するだけに、それに伴って見られなくなる風景をこの目に焼き付けるべく、のんびり乗り鉄旅を兼ねたプランニングとします。
乗車に使う切符ですが、通常なら青春18きっぷを使うところ、今回は格安な切符が出ているのでそちらを使います。
敦賀-金沢までのJR線の他に金沢-直江津までの第三セクター区間3社線全てが乗れる『北陸おでかけtabiwaパス』がダイヤ改正前日までの期間限定で2,900円→980円の復興応援大出血サービス。これを使わない手はありません。
ということで、予約の類が好きじゃない私ですが、前売りでしか買えないので、前日の晩にWesterのサイトに入って購入します。
写真中央のようにクレジットの認証が取れると、写真右のように『利用前』の商品欄に表示されます。
ちなみに行程は全て普通列車で、
名古屋610→728米原747→757長浜800→825近江塩津832→845敦賀847→948福井1022→1144金沢1206→1405泊1456→1632直江津
と検索で出てきたのですが、このプランだと、長浜・近江塩津・敦賀での乗り継ぎ時間が短くて、最悪福井まで座れない可能性があります。
.激混みの各列車
いよいよ3/9(土)早朝から北陸本線の敦賀まで行くのですが、名古屋から敦賀までは普通乗車券で2,310円なので、普通に切符を買うことにしたのですが、嫌な予感がしたので一旦豊橋方へ2駅の金山に行って、そこから米原行きに乗ることにしました。名古屋駅で並んでいても座れないと踏んだのです。
青春18きっぷなら折返し乗車は自由なのですが、普通乗車券だとそうはいかないので、金山駅で降りて切符を買い直します。
予感は見事に的中して、岡崎発の朝1番電車なのですが、4両編成の311系はラッシュ並みの混雑。名古屋まで2駅立って、名古屋で降りる客の代わりで席が空くのを見計らって着座。名古屋駅で並んでたら米原まで立ちっぱなしになるところでした。
米原では19分の接続で新快速長浜行きがありましたが、4両編成の列車はすでに立ち客がかなりいる状態。この乗客が長浜から先は短い2両編成に乗り換えるのだから、お先真っ暗なのが容易に想像できます。
そこで予定を変更して、福井到着が1時間遅れますが、米原発8時台の電車にしました。この米原8時の敦賀行きだと敦賀での乗り継ぎが50分近く開くのですが、確実に座れるのです。
敦賀での50分近い待ち時間の間に、下りの特急が2本、先に発車していきました。
敦賀以北でサンダーバードやしらさぎの発車表示を見られるのもあと僅か。
しかし敦賀での発車間際に、大阪方面からの新快速が着いて、どっと車内に乗客がなだれ込みます。一気に車内は大混雑。いやぁこれで福井まで立ちっぱなしとかご苦労さんだなw
敦賀からはデジタルチケットになるので、『利用開始』にします。1月にJR四国のデジタルチケットを使った時は、駅の自動改札機でQRコードを通す必要がありましたが、こちらは改札機にかざす事無く利用開始ができるので、一旦改札を出なくてもよかったのですが、50分近くも時間があったので、改札の外に出て、新幹線の開業が迫った駅の雰囲気を楽しみました。
.サンダーバードにお別れ乗車
敦賀953発の普通に乗って、福井に11時前に着いたのですが、1時間遅らせているので、このままの時刻で普通で乗り継ぐと金沢以東への到着が遅くなってしまうのと、福井から先が2両編成なので、満員の4両分の客がかなり乗り続けそうな感じがしたので、ここは特急を使うことにしました。青春18きっぷとは違って、北陸おでかけtabiwaパスは特急券を買うだけで特急に乗れるのがアドバンテージであります。
実は敦賀→福井で乗っても、福井→金沢で乗っても特急券は1,200円と同額なのですが、距離が20km程度差があり、同じ料金なら福井→金沢で乗った方が断然お得なので、この区間で特急に乗る事にしました。
名古屋発のしらさぎはかなり混んでいた上に、大混雑の福井駅でのきっぷ購入に行列ができていて時間が掛かってしまい、しらさぎは見送り。次にやって来たサンダーバードは福井で3分の1程が降車したので、幸運にも窓側の席が3か所空いて、すかさず着座。金沢までのお別れ乗車を楽しみます。
去年は敦賀から武生まで乗った時に学習したので、福井でなら幾分降りると踏んでいたのですが、見事に当たりました。
.金沢以東も混雑は続く
金沢に11:58到着し、丁度最初の予定にあった12:06発の泊行きの普通があるのでそれに乗ります。写真の左側が福井から乗ってきたサンダーバードで、8分の乗り換え時間で混雑する階段を降りで上がってくるので大変。
この電車もかなり混んでいて、サンダーバードからの乗り継ぎ時間では座れず、2駅先の森本まで立ちます。さらに津幡で右側窓際の席が空いたのですかさずそちらへ移動して、あとは泊まで楽勝です。
朝4時起きだったので、かなり眠たくて爆睡です。半自動ドアなので乗降が無いとドアは開かないので、車内はとてもポカポカ。幸せな空間が広がりますが、立ってる人には気の毒です。
倶利伽羅峠を超えて富山県に入っていますが、ドア回りだけでなく、通路までいっぱいの立ち客で混雑しています。石動からは富山県内の移動客が乗ってくるのですが、乗り残しが出そうな状況で乗降遅延が発生。
なんでこんなにも各列車混雑してるんだ? 廃止や区間短縮になる特急列車の名残惜し乗車で金沢以南が混雑するのは分かるけど、関係ない一般の普通列車までこうも混むのはどうしたものかと。
富山を過ぎてようやく少しずつ席が空いてきて、電車区間の終点である泊に着きます。
泊に14:05に到着
ここから先はえちごトキめき鉄道の気動車に乗り継ぐのですが、50分程度の時間があるので駅前に出て、北側にあるドラッグストアで食料などを買い込んで駅に戻ります。
一応跨線橋には青春18きっぷや新潟県側ではICカードは使えない注意書きが掲げられていますが、2社の普通列車どうしが同一ホーム上で乗り継げるように接続するので、ここの跨線橋を渡る乗客は多くないでしょう。
14:45 直江津からの普通列車が到着し、40人近い客がどっと降りてきます。
かなりの乗客が乗っていて、富山からの到着列車の乗車位置に並びます。
8分後に富山方面からの接続列車が到着し、乗り換え客がどっと流れ込んできて、1両の車内は一気に満員になりました。泊駅で50分近い待ち時間でしたが、1本前の電車に乗ってきた事がここで活きました。
やはり980円の格安セールのおかげなのでしょうか、それでも別の要因でもあるのか分かりませんが、途中の糸魚川で半分が降りていき、この人らは大糸線・中央東線経由で関東方面へ向かうのかな?という感じでした。
ほとんど雪景色がなかったのですが、長いトンネルを抜けて有間川にきて急に雪景色になりました。
谷浜までくると間近に日本海が広がります。
滑川付近でも遠くに見えますが、やはり谷浜や柿崎ー鯨波界隈の近距離で見る日本海の景色は何年ぶり?かで見る景色なので、やっぱりいいですね。
16:32 直江津に到着。ここの区間はJR西日本時代の2015年3月に乗って以来、第三セクター化してからは初めての乗車になります。えちごトキめき鉄道は長野から直江津経由で新潟方面に何度か妙高はねうまラインは乗りますが、日本海側ルートは新幹線開業後は1度も乗っていませんでした。それほど普段は乗りにくくなった環境の場所です。
気動車から降りたのは20人ちょっとで、接続する妙高はねうまラインや信越線の長岡方面の列車も空いていて、普段の週末のような風景が展開していて、ようやく日常に戻った感じです。
.直江津でとんぼ返り
半日がかりで直江津に到着しましたが、今回の旅の目的は北陸本線の風景の記録なので、直江津から折り返して金沢方面に戻ります。
船のような外観の直江津駅の駅舎の外に出たのも久しぶりです。そして、画面左下に写っているあの場所に寄ります。
寄ったのは駅そば店の直江津庵。
直江津名物のもずくそばをいただきます。スーパーで売ってる三杯酢の沖縄産もずくカップはよく食べたりするのですが、こちらは上越名物の日本海産の上物で、食べると磯の香りがぱっと広がります。480円のプチしあわせ。
もずくそばも食べたことだし、駅構内に戻ります。
直江津での折り返しだと、到着15分後の16:47発があるのですが、糸魚川止まりなので、乗っても富山方面に抜けられないので、1本後の列車にします。この17時台の列車は終端式ホームの1番線に到着せずに、2番線に入ってきました。
それは、この駅で増結作業をするからです。
糸魚川からの到着列車(青色)の富山寄りに車庫から出てきた車両を連結して2両編成にします。夕方17:36発の泊行きとなるので、ちょうど高校生の下校輸送のピークなので、休日ダイヤでも2両確保しているのでしょうか。
再びひすいラインの列車に乗って、泊方向へ戻ります。
ちょうど夕暮れの日本海を拝むことができました。次にこの景色を見られるのはいつの日になるやら。
19:52 泊から再びとやま鉄道の金沢行きに乗って、富山で下車します。
前回2021年夏に富山に来たときは富山駅では乗り継ぎしただけですが、今回は改札外へ出ます。
富山駅の改札外に出たのは駅弁が買えるかなと思ったのですが、やはりこの時間では置いていませんでした。
また駅内の飲食店も営業時間が20時半までで終わるので、それ以降もやってるのはラーメン屋か飲み屋ぐらいと、意外とお店に苦労する状況だったので、駅に戻って40分後の金沢行き電車に乗りました。
どっと疲れも出てきたので、結局この日は金沢市内の滞泊場所近くの吉野家で済ませることに。
今回の北陸おでかけtabiwaパス980円分を、敦賀から直江津まで正規の乗車券で乗ると6,210円かかるのですが、さらに直江津で折り返して金沢まで乗って3,800円と、合わせて10,010円分乗車したことになり、驚愕のおトク旅となりました。
明日3/10はいよいよ金沢駅のサンダーバードとお別れです。(次の記事に続きます)