前記事の続きになります。
行程2日目の3/10(日)は早朝に金沢駅に行って青春18きっぷを買った辺りの記事は前回に書きましたが、この日は午前中にもう1つの目的である場所へ行きました。
それは北陸鉄道に残る、とある鉄道設備です。
北陸鉄道は昨年4月に日帰りで石川県に来た時に、乗りつぶしをしたのですが、石川線・浅野川線とも往復乗るだけで時間いっぱいとなり、途中下車して撮影などする時間が取れずに、機会があったらまた来よう委と思っていたものです。
まずは北鉄金沢駅に寄って、1日全線フリー切符を購入しました。
昨年来た時は、野町駅で購入したため、自動券売機のペラ券だったのですが、北鉄金沢・内灘・鶴来と新西金沢(平日のみ)の4駅では硬券きっぷを発券しています。また新西金沢などで窓口が閉まっている場合は、整理券で乗車して鶴来駅で下車時に1日乗車券を購入することもできます。各線ごとのフリー切符もあり、こちらはカラー印刷券になっています。
7:28 新西金沢から一旦野町へ向かいます。
この駅で待っていても下り列車はしばらく来ないので、野町行きに乗って、この電車が折り返し下り列車になります。
野町駅で下車。
去年来た時は、国道のバス停で降りて7分間で歩いてという慌ただしさだったのですが、今回はもう少し時間があるので、住宅地の中のバスターミナル感を少し味わって、下りの電車に戻ることが出来ます。
野町7:41発の下り鶴来行きに乗って南下します。
日曜日の朝ということで、電車内はガラガラです。
昨日は倶利伽羅峠なども全然雪が無く、金沢の駅周辺も雪が無かったのですが、南下してくると何故か周りが段々と雪景色になってきました。
南の方が雪深くなる、北陸の不思議光景です。
8:10 野町から約30分で、沿線唯一の田んぼの中の駅である、小柳駅に着きました。
線路に沿って住宅が並んでいたのですが、この駅の近辺だけが唯一家が途切れて田んぼが広がっています。
こんな田んぼの中の駅で電車から降りたのは私1人だけ(30分後に再び乗ろうとした時にカメラを持った3人のオッサン達が降りてきました)
なぜこんな駅で降りたかというと。
これが目的なのです。
ん? 何? 踏切? もうちょっと寄ってみましょうか。
こちらがその踏切になります。
鉄道ファンならすぐに分かりますね。あぁここまだ残ってるんだと。
そうです打鐘式(丸型電鈴式)踏切です。鐘の形というよりは丸い鈴の形をしていて、余韻が少ないタイプです。
去年乗り鉄だけで全線乗り通した時に、この石川線内に3か所、浅野川線内には1か所の打鐘式踏切が残っているのを確認したので、できる事なら再訪して記録したいと思っていたものです。
チンチンと鳴るレトロな音を堪能した30分が過ぎて、次の電車で終点の鶴来まで乗りました。
8:50 鶴来駅に到着
元京王3000系車両が居て、パンタが上がっていたのですが、しばらくしたら降ろしてしまいました。早朝に野町まで1往復したのかも知れません。
鶴来駅に到着後2分で上り列車があったのですが、さすがに2分で折り返すのはせわしないので、1本遅らせることにしました。
駅の待合室の一部が工事中で、挽きたてコーヒーの自販機が撤去されていて残念。
9時半の野町行きで金沢に戻り、今度は浅野川線に乗ります。
金沢市と内灘町の境にある大野川の鉄橋を渡る列車を撮影。
なおこの時に、金沢寄りにある蚊爪駅で降りて、駅直ぐ横の蚊爪1号踏切を見たのですが、残念ながら電子音式の警報機に更新されてしまい、浅野川線からは消滅してしまいました。残るは石川線の3か所(新西金沢駅東側2つ目の西泉3号踏切、小柳駅横の小柳踏切、日御子駅北側2つ目の日御子第1踏切)となります。
内灘町は元日の能登地震でかなりの被害が出た場所ですが、私が歩いた場所は地面が割れたりした感じは見られませんでした。
蚊爪駅から2駅歩いて1年ぶりに内灘駅にやってきました。
左側に元京王3000系がいますが、こちらは片開き式ドアの初期タイプが残っているので、平日の朝とかに動いている所を見たいですね。
ということで、打鍾式踏切が残っている北陸鉄道再訪問のお話でした。なお青春18きっぷでアクセス出来なくなった石川県には、もう来れないかも知れないので、今日はそれなりに楽しんで記録をしたつもりです。
次は新潟県内の駅のこぼれ話を短く2つお届けする予定です。
行程2日目の3/10(日)は早朝に金沢駅に行って青春18きっぷを買った辺りの記事は前回に書きましたが、この日は午前中にもう1つの目的である場所へ行きました。
それは北陸鉄道に残る、とある鉄道設備です。
北陸鉄道は昨年4月に日帰りで石川県に来た時に、乗りつぶしをしたのですが、石川線・浅野川線とも往復乗るだけで時間いっぱいとなり、途中下車して撮影などする時間が取れずに、機会があったらまた来よう委と思っていたものです。
まずは北鉄金沢駅に寄って、1日全線フリー切符を購入しました。
昨年来た時は、野町駅で購入したため、自動券売機のペラ券だったのですが、北鉄金沢・内灘・鶴来と新西金沢(平日のみ)の4駅では硬券きっぷを発券しています。また新西金沢などで窓口が閉まっている場合は、整理券で乗車して鶴来駅で下車時に1日乗車券を購入することもできます。各線ごとのフリー切符もあり、こちらはカラー印刷券になっています。
7:28 新西金沢から一旦野町へ向かいます。
この駅で待っていても下り列車はしばらく来ないので、野町行きに乗って、この電車が折り返し下り列車になります。
野町駅で下車。
去年来た時は、国道のバス停で降りて7分間で歩いてという慌ただしさだったのですが、今回はもう少し時間があるので、住宅地の中のバスターミナル感を少し味わって、下りの電車に戻ることが出来ます。
野町7:41発の下り鶴来行きに乗って南下します。
日曜日の朝ということで、電車内はガラガラです。
昨日は倶利伽羅峠なども全然雪が無く、金沢の駅周辺も雪が無かったのですが、南下してくると何故か周りが段々と雪景色になってきました。
南の方が雪深くなる、北陸の不思議光景です。
8:10 野町から約30分で、沿線唯一の田んぼの中の駅である、小柳駅に着きました。
線路に沿って住宅が並んでいたのですが、この駅の近辺だけが唯一家が途切れて田んぼが広がっています。
こんな田んぼの中の駅で電車から降りたのは私1人だけ(30分後に再び乗ろうとした時にカメラを持った3人のオッサン達が降りてきました)
なぜこんな駅で降りたかというと。
これが目的なのです。
ん? 何? 踏切? もうちょっと寄ってみましょうか。
こちらがその踏切になります。
鉄道ファンならすぐに分かりますね。あぁここまだ残ってるんだと。
そうです打鐘式(丸型電鈴式)踏切です。鐘の形というよりは丸い鈴の形をしていて、余韻が少ないタイプです。
去年乗り鉄だけで全線乗り通した時に、この石川線内に3か所、浅野川線内には1か所の打鐘式踏切が残っているのを確認したので、できる事なら再訪して記録したいと思っていたものです。
チンチンと鳴るレトロな音を堪能した30分が過ぎて、次の電車で終点の鶴来まで乗りました。
8:50 鶴来駅に到着
元京王3000系車両が居て、パンタが上がっていたのですが、しばらくしたら降ろしてしまいました。早朝に野町まで1往復したのかも知れません。
鶴来駅に到着後2分で上り列車があったのですが、さすがに2分で折り返すのはせわしないので、1本遅らせることにしました。
駅の待合室の一部が工事中で、挽きたてコーヒーの自販機が撤去されていて残念。
9時半の野町行きで金沢に戻り、今度は浅野川線に乗ります。
金沢市と内灘町の境にある大野川の鉄橋を渡る列車を撮影。
なおこの時に、金沢寄りにある蚊爪駅で降りて、駅直ぐ横の蚊爪1号踏切を見たのですが、残念ながら電子音式の警報機に更新されてしまい、浅野川線からは消滅してしまいました。残るは石川線の3か所(新西金沢駅東側2つ目の西泉3号踏切、小柳駅横の小柳踏切、日御子駅北側2つ目の日御子第1踏切)となります。
内灘町は元日の能登地震でかなりの被害が出た場所ですが、私が歩いた場所は地面が割れたりした感じは見られませんでした。
蚊爪駅から2駅歩いて1年ぶりに内灘駅にやってきました。
左側に元京王3000系がいますが、こちらは片開き式ドアの初期タイプが残っているので、平日の朝とかに動いている所を見たいですね。
ということで、打鍾式踏切が残っている北陸鉄道再訪問のお話でした。なお青春18きっぷでアクセス出来なくなった石川県には、もう来れないかも知れないので、今日はそれなりに楽しんで記録をしたつもりです。
次は新潟県内の駅のこぼれ話を短く2つお届けする予定です。