六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

関西私鉄ならPITAPAが最強

2024-05-09 | 交通その他
 前回の記事ではICカード乗車券について書き来ましたが、今回もICカード繋がりということで、PITAPAカードについて書きたいと思います。
 今年の2月の記事で、各鉄道会社から回数券の発売が終了するという事で、私が普段通勤などで利用してきた近鉄でもいよいよ回数券が終売となってしまうために、2月下旬にまとめて向こう3か月分の回数券をまとめて買ったのですが、有効期間が発売から3か月間しかないので、5月下旬で全て有効期間が切れてしまい、それ以降は定期券を買うか、ICカード乗車券を買うかの選択になります。
 
 .関西私鉄利用ではPITAPAが最強
 2月に書いた記事ではICOCAカードで10%引きになるから、それにするかという事を書いたのですが、もしかしたらPITAPAカードの方が割引額が多いかもと思って調べたところ、ICOCAよりも割引が多いことが分かりました。それも近鉄と大阪メトロは最強の割引メニューが用意されていたのです。

 こちらが関西私鉄+JR西日本でのPITAPA割引メニューの比較を一覧にしたものです。
 ICOCAと共通の割引が、11回以上乗ると10%引きというやつで、これだけならICOCAを使っても変わらないのですが、PITAPAの大きな特徴に「区間指定割引」と「利用額割引」それに「均一区間制」などの割引メニューがあり、これらを利用できる社局ではICOCAを使うよりも断然お得になります。
 「区間指定割引」というのは、予め登録した区間を一定回数以上乗車すると、その月の合計額が同区間の定期運賃を越えた場合は定期券の額を適用するというもので、回数券だと、予想外に乗車してしまって足が出ることも稀にあったのですが、この区間指定割引を使えば、そういう心配もありません。
 そして最もお徳のなのが「利用額割引」で、近鉄では3,150円以上で、神戸市交通局では1,001円以上でもれなく10%引きになるので、近鉄の場合だと例えば500円区間だと4往復目から超過額に対して10%引きになるので、元の運賃がある程度高い区間であれば断然お得になります。しかも、利用額割引の場合は、乗る区間を特定しないので、通勤経路以外ののどこで乗った分に対しても割引対象になるという、最強のメニューです。
 その他、大阪や京都の地下鉄では区制を取り入れており、1区・2区などの範囲で定額乗り放題などもできるようです。

 .さっそくPITAPAカードを申し込む
 ということで、近鉄で利用するにはとてもお得な「利用額割引」が使えるので、PITAPAカードを申し込むことにしました。
 PITAPAカードの最大の特徴は、他のICカード乗車券とは全く違う「ポストペイ(クレジット後払い)方式」のため、適用エリアではチャージせずに乗れるということです。いちいち券売機で面倒なチャージが一切不応(まぁビュースイカなどえはオートチャージ昨日があるので、こちらも不要ですが)
 クレジット後払い方式といことで、カードを手に入れるには事前に申し込んで審査を経る必要があります。一応私の場合は国民の誰もが知ってるような所に勤めているので、審査は即日通り、カード発送作業を含めて6日で届きました。

 こちらが届いたPITAPAカード。
 どこかの百貨店やショッピングセンター・金融機関などとのコラボカードではなく、完全に素のベーシックカードです。
 これでいつでも回数券の残回数がゼロになっても使えます。

 実際にこのPITAPAカードを使った乗車などについては、回数券の残回数がゼロになって、PITAPAでの乗車が始まってからの5月下旬以降になりますが、また記事で書く予定ですので、お楽しみにお待ちください。

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